2012年12月13日、NHN Japanと小学館集英社プロダクションが行なった「LINE」の「スタンプキャラクター新展開発表会」レポートを、会場より速報でお届けします。新展開として、新たなキャラクタービジネスが発表されました。
世界に向けてLINEキャラクターを展開していく他、週刊少年サンデー、週刊ヤングジャンプでの連載マンガ化、テレビ東京でのアニメ化が発表されました。
併せてLINEキャラクターの商品化権窓口を、ShoProが担当することも発表されました。
サンデーとヤングジャンプの両編集長が登壇し、それぞれの連載マンガについて説明しました。
新展開として始まるマンガ作品は次の通りです。
■週刊少年サンデー
「キャラクタイムズ」(萬屋不死身之助)
2013年1月9日発売号より連載開始
世界一のキャラクターを目指す、キャラクターの養成学校に通うLINEのキャラクターたちのショートコメディー。8ページ。主人公はコニー。ジェームズが先生。
萬屋 不死身之介(よろずや ふじみのすけ)は日本の漫画家。「あっくんとおばあちゃん」で2006年5月期まんがカレッジ佳作を受賞。
■週刊ヤングジャンプ
「LINE OFFLINE 〜ボクら図鑑〜」(Team.きんだいち)
1月4日発売号より連載開始
4コママンガ。毎週5〜6本の作品が連載。舞台は会社。その中でスタンプキャラクターたちが楽しく4コマを繰り広げていく。主人公はムーン。読者が共感できるようなキャラクター設定に。
Team.きんだいち(金田一蓮十郎とアシスタントのまみちゃんとこのはさんによるユニット)名義
他にも、2013年春にマーガレットでの連載決定、Cancamコラボ企画進行中という発表がありました。
■テレビ東京
「LINE OFFLINE 〜サラリーマン〜」
2013年1月7日〜
月・火・水 25時30分〜25時35分
<キャスト>
ムーン係長:森川智之
ジェームズ課長:風間勇刀
コニー:金田アキ
ジェシカ:國立幸
部長:飛田展男
ブラウン:飛田展男
他にも、2013年4月に30分アニメの企画も進行中という発表がありました。
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森川社長より挨拶。
社員が書いたユニークなキャラクターはアジアでも人気。商品化のニーズも多くあった。プロであるShoProと共に世界に広げていきたい。
小学館集英社プロダクション社長より挨拶。
改めてNHNのスタンプキャラクターをShoProがお預かりするのは光栄。45年培ってきたノウハウを、アニメ化、イベント、海外への展開に、全ての力を使いたい。
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質疑応答
Q. キャラクタービジネスのプロという立場から、今回のスタンプキャラクターの大きさを既存のキャラクターに例えるとどの程度のパワーがあるか?
A. 紀伊社長
難しい質問。今のところは具体的な数字ではなく、一人でも多くの方に素敵なキャラクターを愛して頂く取り組みをしたいと考えている。
Q. アニメについて。製作会社はどちらか。キャラクターが海外にも認知されているが、海外展開は?
A. 紀伊社長
海外展開は視野に入れている。
担当者:製作会社は小学館ミュージック&デジタルエンタテイメントで作っていく。3Dで2Dに見えるように制作している。
Q. この事業がどのくらいの収益になるのか。公式アカウントなどとの比率は?
A. 森川社長
今回の取り組みは収益第一ではなくロイヤリティを高めていきたい。キャラクターが広がるとユーザ規模も広がるのでは。目的は収益よりもLINEの拡大。
Q. 今回の提携は何時頃、どちらの会社からのアプローチだったか
A. ShoProアンザイ氏
きっかけは6月にたまたま知り合いの紹介からがスタート。数ヶ月でここまでこぎつけた。NHNはネットワークがビジネス。キャラクターライセンスのノウハウはあった。そこから大きな話になった。正直、きっかけを作ったが、こんなに早い時間でやるとは思わなかった。自分が驚いている。
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