常磐自動車道からツインリンクもてぎに向かう途中に通って「???」となった難読地名が「木葉下」です。茨城県水戸市の地名ですが、ご存知でしょうか?
「木葉下」と書いて「あぼっけ」と読みます。木の葉の下、で、あぼっけ!?
地図で見ると、このあたりです。
「木葉下」とは、どういう意味なのか調べてみると、縄文語探索・・「崖」方言(13)によると、語源としてアイヌ語の「o-pok=がけ下<o(尻)pok(下)」という説があるようです。崖地という意味ですね。これは徳島県の「大歩危(オオボケ)」「小歩危(小歩危)」千葉県の「北方(ボッケ)」などと同様に縄文語の「pok=(崖)下」が起源では、としています。
木葉下(あぼっけ)金山によると金山があるそうですが、地名に関して「江戸時代にアイヌ民族が東北まで支配権を及ぼした頃の出来事かもしれません」という推測がなされています。
正確な「木葉下(あぼっけ)」の意味は分からないようですが、どうしてそう呼ばれるようになったのか、想像するとロマンが感じられて面白いです。
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