郵便料金が、2014年4月に消費税が5%から8%に上がった場合、20年ぶりに値上げする方針であることが明らかになりました。郵便料金20年ぶり値上げへ 手紙82円・はがき51円にという記事になっていました。
日本郵政傘下の日本郵便は2014年4月に消費税が5%から8%に上がった場合、郵便料金を値上げする方針だ。実現すれば20年ぶりとなる。増税分のみを転嫁し、値上げ額は手紙(25グラム以下の定形郵便物、80円)は2円、はがき(50円)は1円となる見通し。
そうか、消費税が増税になると、郵便料金にも影響が出てくる、ということなのですね。
手紙 80円 → 82円
はがき 50円 → 51円
個人が手紙を送るにはわずかな値上げですが、大量にダイレクトメールを送るような企業には影響ありそうです。
ちなみに、この微妙な値上げですが、過去には‥‥
郵便料金は89年に消費税3%が導入された際も、転嫁分として1~2円を値上げしている。このとき手紙は60円から62円に、はがきは40円から41円になった。
ということで、消費税が3%の時代には62円、41円という時代もありましたね。
その後、取扱郵便物数の減少にコスト削減が追いつかず、郵便事業の収支が悪化したため94年に大幅値上げを実施。手紙、はがきともに現在の値段になった。
1997年に消費税5%になった時には、1994年の大幅値上げで織り込み済みとして、そのままだったということです。1994年の大幅値上げ以来、20年ぶりの郵便料金値上げが見込まれています。
▼ビジュアル日本切手カタログ〈Vol.1〉記念切手編1894‐2000