「EOS Kiss X7」で使える単焦点マクロレンズを調べてみた(ワーキングディスタンスとは?)

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盆栽美術館でタムロンの単焦点マクロレンズを試させて頂いてからというもの、マクロな世界に魅かれ続けています。そこで、気軽に手を出せる領域なのかどうか、どんなレンズがあるのか調べてみました。

そもそも、マクロレンズとはどういうものなのか?

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まあ、こういう写真が撮れる訳ですわ! 寄れちゃうのね!

初めてマクロレンズを手にして夢中になったのは、昆虫の撮影でした。というのはさておきまして、単焦点というと35mmくらいが使いやすいと勝手に思っていて、90mmとか、どんな理由で購入するのだろうと思っていたのですね。

まず、人物ポートレート。35mmだと、けっこう寄って撮影します。だから、いかにも「撮ってるー」となってしまいます。被写体となる人も構えてしまうかも。

これが90mmになると、35mmよりも離れて撮影することになる訳ですね。スナップ写真だと広角の方が良い気がしますが、人物ポートレートだと、この離れた距離が良いんですよ。被写体に威圧感を与えない訳ですね。

この距離を「ワーキングディスタンス」というそうです(この記事も併せてどうぞ)。

で、この「ワーキングディスタンス」はマクロ撮影の時にも関係してくる訳でして、マクロに撮影する際に、被写体が昆虫だったら寄った方が良いでしょうか、離れていた方が良いでしょうか。

動かないものだったら寄ってもいいのですが、動くものだと‥‥やっぱり、それなりに離れたところから撮影した方が良いですよね。ということで! 90mmくらいの単焦点マクロレンズいいね!

と思っている次第です。

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で、調べました。「EOS Kiss X7」で使用できる単焦点マクロレンズを。

まずは試用させて頂いたタムロンのレンズからです。

TAMRON 単焦点マクロレンズ SP AF60mm F2 DiII MACRO 1:1 キヤノン用 APS-C専用 G005E
by カエレバ

APS-C換算で100mmくらいになります。Amazonで50%オフで37,523円です。

TAMRON 単焦点マクロレンズ SP 90mm F2.8 Di MACRO 1:1 VC USD キヤノン用 フルサイズ対応 F004E
by カエレバ

盆栽美術館で試用したレンズ。性能は折り紙付き。Amazonで33%オフで63,364円です。

シグマの交換レンズはどうでしょうか。

SIGMA 単焦点マクロレンズ MACRO 50mm F2.8 EX DG キヤノン用 フルサイズ対応
by カエレバ

APS-C換算で80mmくらいでしょうか。Amazonでは42%オフで22,452円です。

SIGMA 単焦点マクロレンズ MACRO 70mm F2.8 EX DG キヤノン用 フルサイズ対応
by カエレバ

こちらはAPS-C換算で100mmくらいですかね。Amazonでは42%オフで37,996円です。

なんとか手が届きそうな範囲に単焦点マクロレンズがあることが分かりました。後は、どのくらいの焦点距離が良いか、ということですね。つまりは、何を撮影するのか、という話になるかと思います。

せっかくなので、昆虫とか‥‥と思うと、100mmくらいの焦点距離になるのがベターなのでしょうかねぇ。もうちょっと勉強してみます!

追記:

新製品スクラップ」を連載中のカメラ好き @KazMiu からアドバイスを貰いました!!

●望遠のほうが画角が狭くなり、背景の映り込みが少ない。また、焦点距離が長い(=望遠)ほど、背景がぼける。逆に、広角レンズではメイン被写体と背景を同時に写り込ませることができるので、おもしろい写真が撮れる。

●35mmや50mmマクロで接写をすると、被写体との距離が近すぎて自分の影が映り込んでしまう、また、被写体に影がかぶってしまい暗くなる(=光が回りにくい)

●広角レンズだと歪みが多くなるので、人物を撮るときは注意。

●ちなみに昆虫撮影メインだと、150mmマクロなどが主流。