LCC「バニラエア」に乗った個人的な口コミです。乗ったのは成田空港から新千歳空港(札幌)です。
東京駅八重洲口から成田空港までバス、そして第3ターミナルで一夜を明かしバニラエアに搭乗しました。ここでは成田空港から新千歳空港(札幌)までの「バニラエア」の口コミ・感想をまとめます。チェックイン、手荷物、機内持ち込み、預け入れ荷物、座席、機内食のことなどです。
「バニラエア」機内持ち込み・預け入れ荷物に関して
「バニラエア」の運賃に関しては格安運賃の「わくわくバニラ」とは?という記事を書きましたが「コミコミ」「シンプル」「わくわく」の3種類があります。運賃の違いにより、機内持ち込み荷物・預け入れ荷物の重量が変わります。
コミコミバニラの機内持ち込みは20kg(預け入れ含む)、シンプルバニラとわくわくバニラの機内持ち込みは10kg7kg(預け入れは有料)です。コミコミバニラは、20kg以下の荷物の預け入れは無料ですので、機内持ち込みできないサイズのスーツケースなどを持っていく場合はコミコミバニラを選びましょう。
機内持ち込み手荷物は10kg7kgまでです(スーツとバッグの組み合わせなど2種類まで)。シンプルバニラとわくわくバニラを選ぶ場合は、荷物は機内持ち込みの10kgまでと覚えておくと良いでしょう。ジェットスターは7kgなので、この3kg差は「バニラエア」を選ぶメリットです。
荷物の預け入れは「バニラエア」のカウンターにて行います。荷物の預け入れがある場合は、余裕を持って空港に到着していると安心です。札幌に向かう便は、スノーボードを預け入れしている外国人観光客が多かったです。
座席指定についても書いておくと、コミコミバニラならスタンダードシートは無料で座席指定が可能、シンプルバニラとわくわくバニラは有料です。家族旅行やカップルで旅行する場合は、コミコミバニラを選ぶのが良いでしょう。
「バニラエア」成田空港のチェックイン
「バニラエア」で予約すると、バーコード入りの旅程メールが届きます。それをスマートフォンなどで表示できるようにしておけば、空港カウンターそばの自動チェックイン機でチェックインすることができます。
こちらでQRコードをスキャンすると、搭乗券が発券されます。これを持って保安検査に向かいます。荷物はもちろん10kg以下でしたが、どこかで計測されることはありませんでした。少なくとも成田空港では、ですが。
「バニラエア」バスで駐機場へ
搭乗する「バニラエア」の飛行機までの移動はバスでした。乗っている時間は5分ほどでしょうか。飛行機までバスで移動するのは、LCCの醍醐味ですね。
いざ「バニラエア」へ。
「バニラエア」の機内・座席の様子
「バニラエア」のシートは3×3です。左からA、B、C、そしてD、E、Fとなっており、窓際ならAまたはF、通路側ならCまたはDです。ぼくは座席指定をしなかったら、往復で通路側でした。基本、通路側が好きなので全く問題ありません。
席のスペースに関しては、やはりLCCですので足元はやや狭く感じました。ただ、慣れてしまうというか、さらに国内線であれば1時間〜1時間半がほとんどだと思いますし(沖縄はちょっと遠いかも?)、価格のことを考えれば全く問題ないと思いました。
「バニラエア」の機内食、機内持ち込みは?
シーズンごとに変わるようですが、ぼくはが搭乗した2017年2月の「バニラエア」の機内食のメニューをご紹介します。
ちなみに、食べ物やペットボトルのドリンクは機内に持ち込むことができますが、アルコール類は持ち込んで飲むことができませんので注意してください。ビールやハイボールを飲みたい人は、機内で購入しましょう。
「バニラエア」の機内食は「フライト・キッチン(Flight Kitchen)」といいます。表紙には2017年1月から3月までのメニューと書かれています。
例えば、今回の成田空港から新千歳空港(札幌)だとフライト時間は1時間半もないくらいなので、何か食事などを注文している人もいなかったようです。成田空港第3ターミナルにはリーズナブルなフードコートもありますので、そこで食事を済ませてから飛行機に乗る人も多いのでしょう。
「トロトロたまごのハヤシライス(750円)」に「ハムエッグカツレツサンド(650円)」など、お腹が空いている時に見ると、美味しそうなメニューです。ドリンクとセットメニューにすると、50円引きになります。
パンやパスタ、カップヌードルなどの軽食もあります。もしもあえて何か食べるなら「バニラエア特製とろ〜りクリームパン(350円)」でしょうか。
アルコール類を注文するならば、スナック類が良いお供になりそうです。200円〜350円くらいです。
ドリンク類は200円から。ペットボトルのドリンクは持ち込み可能ですので、あまりお世話になることはないかもしれませんが。
持ち込み出来ないアルコール類は、缶ビールが400円、ハイボール缶が400円、スパークリングワインが600円、スパークリング清酒が600円、ウメッシュが450円、日本酒が600円です。
機内で購入できる「バニラエア」グッズもありました。ボールペン100円、クリアファイル200円、キーホルダー500円などです。
「バニラエア」で新千歳空港(札幌)に到着
「バニラエア」はLCCですので、ANAやJALよりは空港中央よりやや離れたところに到着しました。ただ広い空港ではありませんので、そこまで遠かったという印象もありません。逆に、帰りは保安検査場の目の前からの搭乗でした。
新千歳空港はグルメコーナーや温泉などがあり、かなり施設が充実した空港だと聞いていたので見て回るのを楽しみにしていたのですが、今回は残念ながら時間がなく、通り過ぎるだけになってしまいました。
「バニラエア」のわくわくバニラだと片道2,980円ですので、新千歳空港巡りをするためだけに北海道に遊びに行くというのも乙かもしれません‥‥!!
「バニラエア」新千歳空港(札幌)から成田空港への帰り
帰りもチェックインの機械に、メールで届いていたQRコードをスキャンするだけで発券できたのですが、フライトの1時間前を過ぎて使用ができなくなってしまいました。ぼくまで発券できたのですが、次の人はカウンターに回るよう指示が表示されたのです。
これが新千歳空港だけなのか、それとも成田空港でもそうなのかは分かりません。このチェックインの機械を担当していた女性が、受付終了と共に別の業務があったようなので、もしかするとこのチェックイン機を担当する人員がいないためにクローズしたのかも、と思いました。
帰りの「バニラエア」への搭乗はバス経由ではありませんでした。
復路も往路と同じ機材で、3×3の座席でした。フライトは20時25分発です。成田空港への到着は22時くらいの見込み。平日の最終便なので空いているかと思いきや、満席でした。6人x31列なので、約180人といったところでしょう。
「バニラエア」の飛行機は、無事に成田空港へと着陸しました。ちなみに、この時間だと第3ターミナルのフードコートは終了していますので、お腹が空きそうだという人は飛行機に乗る前、または機内で何か食べておくと、空港に到着してからの移動もスムーズでしょう。
成田空港から東京駅八重洲口へのバス
まだスカイライナーの最終便がある時間でしたが、第3ターミナルを出ると短い間隔で東京駅八重洲口へのバスが出ているので、そちらを選びました。900円です。
22時30分に途中、他のターミナルで停車しつつ、東京駅八重洲口に到着したのは23時40分頃でした。
「バニラエア」に乗った口コミ・感想
「バニラエア」に乗った口コミ・感想をまとめます。
同じLCCの「ジェットスター」に乗った際は、けっこうドライな対応が多かった印象なのですが(安いのでそれでも構わないと思います)、初体験だった「バニラエア」は、スタッフの方の笑顔が多かったのが印象的でした。
料金的にも、わくわくバニラはかなり安いですし、機内持ち込み荷物もジェットスターの7kgに対してバニラエアは10kgだったりとメリットもあるので、同じ目的地に「ジェットスター」と「バニラエア」があるならば、次も「バニラエア」を選ぶかな、と思いました。
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