バンクアプリへと進化しようとしている「Kyash」が、メインターゲットをクレジットカードからチャージするユーザーから、銀行チャージするユーザーへと変えていこうとしているようです。
「残高利息」のサービス開始とともに、ポイント付与率の変更&リンクカードからの手動入金の廃止も実施されています。
「Kyash」のサービスが変更されていく
もともと「Kyash」を使い始めた理由は、
・クレジットカードからチャージできる
・その際にクレジットカードのポイントが貯まる
・Kyash利用でポイントが貯まる
という、ポイント二重取りが目的でした。最近だとApple Payに登録してQUICPay+でタッチ決済できるのも便利。
新たに2020年12月8日から、チャージしておくと年利1%の利息が付く「残高利息」というサービスを開始すると聞いて「面白いことするな〜」と思っていたのですが、当初の目的からすると人によってはやや改悪とも捉えられるような変更がなされていました。
残高利息機能リリースならびにサービス変更についてにあるのですが、それがポイント付与率の変更&リンクカードからの手動入金の廃止です。
まずはポイント付与率の変更についてです。
ポイント付与率の変更
ぼくは「Kyash Card」を使っているので、それを前提に説明をしますが、Kyashポイントの月間付与上限が変更されています。
変更前 1,200ポイント
変更後 1,200ポイント
(決済のみに利用できる残高での決済は最大500ポイント)
「決済のみに利用できる残高」とはなんでしょうか?
こちらにあります。
「Kyash」では様々な入金方法があるのですが、クレジットカードからのチャージを利用している人も多いと思います。クレジットカードからの入金は送金や出金ができなくなっているので、これがつまり「決済のみに利用できる残高」となります。
クレジットカードからのチャージでポイントが貯まる一方で「Kyash」のポイント還元に500ポイントという上限がつきます。利用金額としては5万円です。
「Kyash Card」で10万円くらい使っていた人には、改悪と映るかもしれません。一方で「Kyash」は銀行やコンビニからの現金チャージする人にターゲットを変更しようとしているのだな、と分かります。
さらにリンクカードからの手動入金の廃止です。
リンクカードからの手動入金の廃止
個人的にはこっちのほうが面倒というか‥‥要するに「任意の金額(限度額内)をリンクカードから入金する機能を廃止」されてしまうのです。
クレジットカードから1万円チャージ、2万円チャージということはできなくなり、残高が足りない時にリンクしたカードを使って差額分の決済が行われる自動入金(カードリンク機能)のみとなります。
個人的にはけっこう重宝していた機能だったので、この廃止は残念です。
まあ銀行から多めにチャージしておけばいいか
利息もつくし。
って、個人的には現状ではいかないのが頭が痛くて。ゆうちょ銀行がトラブって、チャージ停止のままなのです。ゆうちょ銀行が復活してくれたら、今回の変更も「仕方ないな」と受け止められるのですが。
あくまでも個人的な運用の話ですし、足りない分がクレジットカードからチャージされればいいやとか、あまりポイントのことは気にしていないという人には、それほど影響はないかと思います。
ただ、サービスの発展とともに「Kyash」のサービス内容はどんどん変わってきているので、もともといたユーザーは置き去りにされているな、というのは感じますし、でもそれも仕方ないのかな、とも思っています。
とりあえず、ゆうちょ銀行、がんばって!
利息がつくならちょっと「Kyash」アプリをインストールしてみようかな、という人はぜひお試ししてみてください! これから使う人には不満はないと思います。
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