神田の「ももんじ屋」をどんな言葉で説明したら良いのでしょうか。店の看板にはジビエ、串焼き、さらには芝浦直送、ホルモン、炭火串焼、ついでに「朝5時」なんていう文字まで躍っています。つまり、美味しい上にリーズナブルだったんだけど一言では説明しにくい、といった感じです! 神田にこんなにいい店があったなんてねぇ!
ちなみに「ももんじ屋」というのは、江戸時代に農民が捕獲した害獣のイノシシや鹿を食べさせたり売っていた店のことです。現在のジビエ料理の店が該当しますかね。当て字は「百獣屋」となるそう。
「ももんじ屋(神田)」の外観
それでは「ももんじ屋」のご紹介です。
古い大衆酒場のような店構えです。神田駅からは徒歩3分くらいでしょうか。
「ホルモン」という文字が大きく躍ります。ジビエの店と聞いていたので「あれ?」と思いましたが。「芝浦直送」もそそりますね。
営業時間も長い! 朝5時までですよ。日本酒や国産ワインの品揃えも良さそうですし、19時まではなんと生ビールも290円です。白レバー串焼きもそそる‥‥まさに神田の居酒屋という感じで、入店する前からテンションが上がります。
「ももんじ屋(神田)」のメニュー
「ももんじ屋」のメニューの一部です。
大好きなチューハイが300円。これは嬉しい神田プライス。生ビールは430円、ハイボールも430円、ホッピーセットも同じく430円です。
料理の品数も豊富です。やはり串焼きの店なんだと分かるのですが、メニューのほぼ半分を〆ています。さらには焼物、肉刺し、ホルモンなど、肉好きなら興奮してしまうメニューが続きます。
そんな中、よく見てみるとエゾ鹿、イノシシ、ヒグマ、うさぎといったジビエのメニューもありまして。ヒグマなんてどんな味がするんだろうか‥‥!?
それでなくとも、白レバーの串焼きやタタキ刺しが食べられるっていうだけで、個人的には嬉しいことですよ! 大好き!
今週のオススメもあります。いったいどれだけのメニューが存在しているのでしょうか。
地酒、焼酎、国産ワインのメニューです。これもかなりの種類があります。そんなに大きい店ではなかったと思うのですが、もろもろの在庫の数がすごいです。
「ももんじ屋」の今週のオススメがさらにあった!
店内のメニューも止まらない感じです。
もう本当に目移りしまくり!
「ももんじ屋(神田)」でジビエを食す!
それでは「ももんじ屋」で食べたり呑んだりしたものをご紹介します。
お通しはコーン。
レモンサワーでスタート。
普通のポテサラに見えますが、焼き栗のクリーミーポテサラというものでして、中には栗が入っているのです。優しい甘みがあるポテサラです。秋だねぇ。
レバー・ハツ・タンあたりも入っているという、イノシシのパテ。イノシシが定番商品だそうです、680円。獣臭さのようなものはなくて、これが美味いのなんの。ワインが呑みたくなります。
これまた絶品の白レバーたたき葱まみれ。580円となかなかリーズナブル。白レバー好きなので、たまらない一品でした。
今回のヒット商品だった、生七味で食べる新レンコンの唐揚げです。新レンコンは食感もいいし美味いんだけど、酒のアテとしての生七味の破壊力もなかなかのものでした。みんな美味しいといって、お代わりしてしまいました。
やっぱりワインだなってことで、ワインを投入。結局、5本くらいボトルを空けたんじゃないでしょうか。
「ももんじ屋」三大名物の一つである、濃厚もつ煮込みです。ワインを頼んでおいて良かった味です。三大名物のその他は白レバーレア串焼きと牛ホルモン辛味噌焼きで、次はこれらも食べたいと思います!
ほら、お代わりしちゃった!
秋茄子のシソ味噌炒めは480円。しみしみといろいろと吸った秋茄子が美味しかった‥‥ジビエの店ですが、新レンコンやら秋茄子やら、季節の野菜の料理も美味しかったです。
ラム串の香草バター焼。ラムらしさはあるけれど、ラム臭くはない感じで、これまた美味しいラム串でした。190円。
うさぎの香り揚げ生七味、350円。というか、うさぎがこの値段でいいのでしょうか。しっとりジューシーで美味しく頂きましたが。
同じくうさぎ。炭火焼き。こちらは鶏肉の胸肉のような食感でした。やはりワインに合う味でした。
ということで、8人で食べたというよりは、かなり呑んだに近い状況でもありますが、最終的には満腹になっていたのでけっこう食べたのでしょう。これで1人4,000円だったか、5,000円だったか。消費した飲み物・食べ物からすると、お安く感じてしまいました。
立地もいいし、メニュー数も多くて、まだまだ食べてみたいものがあるので「ももんじ屋」は是非とも再訪したいところです!
ごちそうさま!!!!!
「ももんじ屋(神田)」の住所・予約
住所:東京都千代田区鍛冶町1-2-13