鹿児島市プレスツアーで桜島に渡り、地元の桜島大根農家が営まれているカフェ「Cafe しらはま(鹿児島)」で楽しみにしていたランチを頂きました。「桜島大根づくしワンプレートランチ」は、地元で採れた桜島をふんだんに使った、1,000円のランチプレートです。生で食べると梨のように甘いという桜島大根が、様々な工夫でワンプレートになっていました! 美味しかった!
「Cafe しらはま(鹿児島)」桜島大根づくしワンプレートランチ
何か作業に使われていた建物をカフェに改装したと伺いましたが、実家に帰ったような、地元感たっぷりの店構えでした。
朴訥とした雰囲気、好きです。
この日はプレスツアーのために貸し切りとなっていたのですが‥‥
普段のメニューは「桜島大根作りワンプレートランチ」「カレー」「桜島大根ステーキ」「シフォンケーキ・コーヒーセット」などとなっています。
毎週月曜日が定休日だそうなので、桜島に行かれる際はお気をつけください。
店頭で「桜島小みかん」が販売されています。一袋150円です。それにしても小さい! なんでも世界一小さいみかんだそうですよ!?
店内ではシフォンケーキやベーグルの販売も行われています。
旅の途中に立ち寄って、おやつや朝食代わりに購入しても良さそうです。
「Cafe しらはま」は、ファームランド櫻島を経営されている村山利清さんのご家族の手によるものです。
村山さんが栽培した、桜島大根の料理を提供しています。
これが世界一小さいという「桜島小みかん」です。オーガニック栽培しているので見た目は良くないということですが、お味は?
一口で食べられるサイズです! かわいい甘さで美味しい!
消費者に健康で喜んで欲しいから、オーガニックの野菜栽培をしているのだそうです。
桜島大根は9月に植えて、1〜2月に収穫するそうですが、普通の大根の3倍の時間がかかるそうです。大きくする方法は、約35軒ある農家でそれぞれ企業秘密を持っているのだとか。
桜島大根の歴史は300年あります。昔は細長く、それを品種改良してこの大きさにしたという話には驚きました。桜島大根は、全国どこでも栽培できますが、桜島で作ると甘くて煮崩れしないそうです。その理由は、桜島の土壌にありそうです。
桜島は噴火で軽石が降り積もっています。軽石には、たくさん穴が開いています。軽石は雨が降ると保水し水はけが良く、乾くと穴から水が出てくるのだそうです。吸水性、保水性に優れた大地が桜島にはあります。それに加えて、錦江湾からの照り返しがあり、日当たりにも恵まれているとのことでした。桜島で農業が盛んなのは、島の北側です。
この日のメニューです。全て大根ですよ。
大根オンリーのメニューが組み立てられるなんて凄い!
大根の味噌汁。
大根のポタージュ。
大根おろしのようでした。
これが「桜島大根づくしワンプレート」です。
大根の葉・ほうれん草の白和え、大根・人参のきんぴら、大根のグラタン、大根の明太子和え、大根のグルサンのせ、大根とかぼちゃのステーキ、大根のビール漬け。
これも大根。
あれも大根。
どの大根料理も美味しいのです!
決してきらびやかではありませんが、地元の新鮮な食材を使った、美味しいランチプレートでした。大根が瑞々しい!
ちなみに、鹿児島在住の人でも丸い桜島大根を見られるのは珍しかったそうで、最近は物流が整ったおかげで、あちこちに出荷されるようになったということでした。昔は、すぐに千枚漬けなどの漬物になっていたそうです。
テーブルには大根の花が飾れていました。ズバリ、食べられます!
ペロリと大根、頂きました。
近所に、桜島大根の畑もありました。
桜島をバックに、桜島大根の畑です。
桜島大根づくしの料理が食べられる店は珍しいのではないかと思います。桜島でのランチに、ぜひ「Cafe しらはま(鹿児島)」はいかがでしょうか? 地元食材を堪能できますよ。
ごちそうさま!!!!!
#旅の様子は「鹿児島旅行」でまとめています。
Cafe しらはま(鹿児島)
住所:鹿児島県鹿児島市桜島白浜町1267