小浜島に宿泊した翌日、冬季ということで本来であればオープンしていないのですが、今回は取材ということで野うさぎの暮らす無人島「嘉弥真島」 に上陸させて頂きました!
野うさぎの島「嘉弥真島」
「嘉弥真島」への船を出して下さったのは「マリンサービス光」の光さんです。余談ですが、こちらのツアーはかなりお安いと思いますのでオススメです。光さん、イケメンです。
使用した船です。通常はもっと大きい船だそうですが、冬季でメンテナンス中だそうです。
嘉弥真島に向け、出発!
海の青さ、キレイさが分かりますかね!
ウミガメがいるかなー、と思いましたが、残念ながら出会えませんでした。
嘉弥真島に上陸!
奥にレストハウスが見えますが、もちろん誰もおりません。
嘉弥真島 – Wikipediaによると‥‥
石垣市の観光ホテル「ホテルミヤヒラ」が島を丸ごと所有している(同ホテルでは「嘉弥真島」ではなく「カヤマ島」と表記)。島の南西側海岸にレストハウスがあり、シュノーケリングやスキューバダイビングなどの観光客を予約制で受け入れている。
なんと石垣島で宿泊していた「ホテルミヤヒラ」の所有だったのですね。
桟橋を振り返ります。
とりあえず島内の地図を確認しようと、レストハウスまで行くと‥‥
早速、野うさぎに遭遇!
うさぎというのはケージの中にいるというイメージがあるので、野うさぎがいると不思議な気持ちになります。
ちなみに、嘉弥真島には数百羽の野うさぎがいると言われているそうです。
夏になれば、このレストハウスで食事をしたり、キャンプも可能のようです。
これが嘉弥真島の全体図です。周囲は約2.5kmなので、歩くことも十分に可能です。
とりあえず、時計回りに歩いてみました。
1月なので泳ぐのには寒いですが、泳げれば泳いでみたい!
すぐに岩場になります。
岩場には、不思議な模様の岩がありました。何やら直線的な?
こちらは島の中心部に向かって。ちょっと崖ぽくなっているので、浜辺のどこからでも島の中心部に迎えるという訳ではありません。
サンゴだらけの浜がありました。
星の砂があるという浜辺もあったので、しばらく探したのですが、残念ながら見つけることはできませんでした。くぅぅ。
浜には様々な形のガラスも打ち上げられていますが、ビーチグラスと呼ばれるそうで、ちょっとユニークな形のものもありました。
浜があったり、岩場があったり。
潮だまりにいたカニ。小魚や海ヘビ的な生物まで、けっこうな数の生物を観察することができます。
この貝は面白かったですよ!
足でぶつかったら、シューと水を噴水のように吹き出したんです。海中から外に出てしまった場合に、威嚇する方法なのかもしれませんね。
南の島らしく、ブルーの魚もいました。
これは恐らく「ギーラ」だと思います。シャコ貝ですね。小浜島の居酒屋「あーじゅ」のメニューにもありました。磯の味のする貝です。
桟橋のほぼ反対側に位置する「のっち岩」です。どれかがかしゆかで、どれかがあ〜ちゃんです。
ここまで2時間くらいでしょうか。潮だまりを観察しながら、随分と時間をかけて歩いてきました。
山頂に向かう道があったので、そちらにそれてみます。
流れ着いたヤシの実から芽が出てきた?
こうした岩場には、大量に野うさぎのフンが落ちています。あまり野うさぎ自体は見かけないのですが、こうした光景を見ると、本当に野うさぎが大量にいるんだと思います。
これはアダンの実です。実は繊維質で人間は食べませんが、芽はタケノコのような感じで美味しいです。
ずんずん。
ずんずんずん。
山頂に、ついたどーーー!
ちなみに、標高19mです。
周囲に高い草木はありませんので、見晴らしはよいです。
2kmくらいのところにある、小浜島もよく見えます。
携帯電話の電波状況としては、島の裏側に行くと繋がり難くなりますが、基本的にはソフトバンクでも大丈夫でした。
島を一回りしてレストハウスに戻ってくると、また野うさぎが近づいてきました。
人懐っこいというかなんというか、普段はエサを貰ったりしているのでしょうね。
落ちている葉っぱを食べる野うさぎ。
けっこう至近距離まで近寄ってきます。
ほれ。ほれ。
お気に召さないのか、食べませんでした。
ぽつーん。
待てー!
待てー!
うさぎだとペット感があるのでそんなことは思わないのですが、野うさぎになると急にジビエ感が漂い出しまして、なんとも美味しそうに見えてしまったのはここだけの話としておいてください。
浜辺のベンチ。
無人島でノマド。ドヤッ!
さて、嘉弥真島に行くには「マリンサービス光」にお願いすると良いみたいです。
小浜島から片道10分ほどで無人島。無人島自体、なかなか行く機会がないと思いますし、子供連れなら海の生物を観察しながら島を一周すると非常に楽しいんじゃないかと思います!
たくさんの野うさぎと戯れたい方にもオススメの島ですね!
「マリンサービス光」のブログを読んでいると、イカ釣りもしているみたいなんですよね〜。楽しそうだ。また行きたい!