たまに出てくるNTTドコモのiPhone取扱いの話題ですが、またもや「現状だとなかなか厳しい」という見解が出てきたようです。ドコモ社長、iPhone導入「現状だと厳しい」という記事です。
NTTドコモの山田隆持社長は27日、米アップルのスマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)「iPhone」の取り扱いの可能性を問われ「現状だとなかなか厳しい」との認識を示した。
決算説明会終了後に、記者団に語った話ということです。
これまでに、ネタフルでは次のような記事を書いてきました。
▼NTTドコモ、iPhone販売に向けて未だ交渉中
▼ドコモ、2012年夏にiPhone参入へ
▼ドコモ、AppleとのiPhone販売基本合意を否定
▼ドコモ「独自機能の搭載は譲れない」iPhone参入はやはり難しい?
▼ドコモ山田社長「iPhoneは独自サービスが搭載できないので扱わない。これからもAndroid中心」
ポイントになるのは「独自機能」の搭載に関して、です。
交渉は継続しているのかもしれませんが、今回の話でも、
ドコモが独自に展開するスマホ向けコンテンツ配信サービス「dメニュー」などをiPhoneでは展開しにくい
ということや「(iPhoneを)導入するとなると、かなりボリュームコミットメントが飛んでくるはず。半分以上にしろと言われたら我々の基本戦略とは合致しない」という数字に関しての話が出たそうです。
引き続き、NTTドコモからiPhoneを期待するのは当面は難しそうですね。個人的にはソフトバンクでプラチナバンドが開始するのを期待しています。
ネタフルでは次のような記事を書いています。
▼900MHz帯“プラチナバンド”はソフトバンクに割り当て
▼ 「iPhone 4/4S」は900MHz帯“プラチナバンド”対応(7月25日より利用可能)