「WWDC(Apple Worldwide Developers Conference 2011)」にて、次期iOSとなる「iOS 5」のプレビューが行われました。正式なリリースは2011年秋を予定しています。
Apple CEOのスティーブ・ジョブズは、次のようにコメントしています。
「iOS 5は、Notification Center、iMessageそしてNewsstandなど、素晴らしい機能を搭載しており、その1,500の新しいAPIを使って開発者がどんなものを作ってくれるのか、待ち遠しい気持ちです。AppleがリードしているポストPC革命において、iOS 5の最も重要な機能は恐らく、iCloudとシームレスに動作するように設計されていることでしょう。」
200以上の新機能の中からは、次のようなものが目新しいものとして紹介されています。
・Notification Center
テキストメッセージ、不在着信、カレンダーアラート、アプリケーションアラートなどの通知のすべてを一カ所に、そして簡単にアクセスすることができる機能です。
デバイスに通知が届くと、スクリーンの上部に短時間だけ現れ、作業を妨げることがなくなるようです。
・iMesssage
iMessageを使うと、他の「iOS 5」デバイス上の人やグループにWi-Fiまたは3Gを通じて、テキストメッセージや写真、ビデオまたは連絡先情報を簡単に送ることができます。
最近、メッセージングサービスが流行っていますが、それに対するAppleの回答でしょうか。「iOS 5」端末に限る、ということになりますが。
・Newsstand
美しく、簡単に整理できる書棚で、定期購読中のすべての新聞や雑誌のカバーを一カ所に表示することができるアプリです。残念ながら日本では利用できなさそうですが。
・Reminders
Remindersは、タスクを管理し、関連タスクを一緒に作成しグループ化するもので、タスク管理を便利に行う事ができるアプリです。
写真、カメラ、Safari、YouTubeそしてGoogleマップなど、Twitterが利用できるすべてのアプリケーションから一回のタップで、直接ツイートすることができます
・Camera
ロックスクリーンから瞬時にカメラにアクセスすることができ、音量アップボタンを使って、素早く写真を撮ることができるようになります。グリッドラインの表示や露出のロックも可能です。
・Photos
切り取り、回転、エンハンス、赤目除去などの機能も搭載します。
・Safari
Safari Readerにより、乱雑なウェブページをすっきりと片づけ、適切なフォントサイズで表示するため、簡単にスクロールして文章を読むことができます。
Tabbed Browsing機能を使うと、iPad上で複数のウェブページ間を簡単にめくって閲覧することができます。
・PC Free
PC Free機能により、コンピュータを使うことなく、箱から出してすぐにiOSデバイスをアクティベートし、セットアップすることができます。iOSのソフトウェアアップデートもワイヤレスで送信され、一回のタップでインストールすることができます。
iOS 5に搭載されたWi-Fi Syncは、コンテンツをSSLで安全に転送、バックアップし、購入したコンテンツをデバイスからiTunesライブラリに無線で同期します。
「iOS 5」に関しては、次のような記事も参照して頂くと、どんなことが起こっているのかより分かりやすいかもしれません。
▼Appleに殺されてしまうひと達まとめ – yifeの日記
そこで今回は、アップデートで死んでしまう、あるいは死なないまでも大ダメージを受けるであろうひとたちを振り返り、明日への戒めとしたいと思います。