ドクター苫米地、iPhone版「KeyHoleTV」を開発

脳機能学者のドクター苫米地こと苫米地英人氏が、自身のブログで「iPhone」版の「KeyHoleTV」を開発したことを明かしています。

KeyHoleTVのiPhone 版が出来た

KeyHoleTVのiPhone版が実装終了した。写真はデモ機。スイスからの配信を東京で受信中。非常にサクサク動く。iPhoneは優秀だ。

KeyHoleTV」というのは、P2Pで動画配信ができる仕組みで、サーバとクライアントがあります。

これまでにネタフルでも、Windows Mobile版とMac OS X版を試してレポートしています。

「EMONSTER」P2Pで動画が見られる「KeyHoleTV」
P2Pでテレビ放送&受信ができる「KeyHoleTV」Mac OS X版リリース

最近では「放送コンテンツ適正流通推進連絡会」を騙って「KeyHoleTV」の中止要請があったという、なりすましメールでも話題になりました。

さて、その「KeyHoleTV」をドクター苫米地が開発したという話なのですが、確かに「KeyHoleTV」の企業情報を見ると‥‥

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CEOに「苫米地英人」の名が!

ただこれらを実運用して、皆さんに提供するには、NHK、民放各局と共同で展開する必要がある。例えば、ワンセグなどと同様に、区域内送信に限定するなども必要とされるかも知れない。

「KeyHoleTV」を使うとテレビが普通に見られるのですが、そのことについて「iPhoneやbrewといったプラットフォームへの有償配信をテレビ局などと組んで開始するプロジェクトを進めようと思う」とも書いています。

App Storeでは月次課金が可能になるので、月額350円でテレビ視聴ができる「KeyHoleTV」というアプリがリリースされ、視聴率に応じてテレビ局に収益が分配されるとかありそうですね。

「このプロジェクトに数億円規模での投資に応じてくれる投資家を募集したい」と苫米地英人氏はコメントしていますが、ここはソフトバンクが動いてもおかしくないですね。

だって、ワンセグチューナを購入しなくても、アプリ一つでテレビが見られるようになってしまうんですから。

もちろんテレビを見るだけでなく、

有事対応、自然災害準備、地域格差の解消、緊急医療、コミュニティーサービス、防犯などへの貢献など、ビジネス性はもちろんのこと社会性の高い、社会企業モデルになると思う。

その可能性は幅広そうです。

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