「薄くて高い」は売れなかった|Appleが「iPhone Air 2」を発売延期へ

MacRumorsによると、Appleが2026年秋に予定していた「iPhone Air 2」の発売を延期するようです。

Appleが「iPhone Air 2」を発売延期へ

これはThe Informationが伝えたもので「iPhone Air」の販売不振が主な理由とされています。

2025年9月に登場した「iPhone Air」は「史上最薄のiPhone」として話題を集めたものの、実際の販売は低迷しています。

999ドルからという価格は、100ドル高いだけで「iPhone 17 Pro」が買えてしまいます。特に5.6mmという薄さを実現するためにバッテリーが小さく、背面カメラがシングルレンズになったのは影響が大きかったのではないでしょうか。

サプライヤーのFoxconnは「iPhone Air」の生産ラインを大幅に縮小し、今月末には完全停止予定だそう。別のサプライヤーのLuxshareもすでに生産を終了しています。

超薄型ボディに背面カメラ2つ搭載する、第2世代「iPhone Air」を開発中という噂も出てきており、開発中止ではなく、新しい発売時期が2027年春になる可能性もあるようです。

ユーザーは“軽さ”よりも“実用性”や“価格対性能”を重視したとも言えるでしょう。薄いiPhoneが性能アップできるのかどうか、注目されます。

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