9to5Macが、見逃しがちな「iPhone Air」の7つの詳細として、同じくA19 Proチップを搭載する「iPhone 17 Pro」との違いなどを注意点としてまとめています。
「iPhone Air」注意点まとめ
「iPhone Air」には「iPhone 17 Pro」に近いA19 Proチップが搭載されていますが、性能や仕様にはいくつかの違いがあります。
・A19 Proチップ:6コアCPU/5コアGPUで「iPhone 17 Pro」の6コアGPUより1コア少ない。チップ製造は繊細で量産時に性能にばらつきが出ます。それを廃棄するのではなく、モデルに応じて採用するのがチップビニングで「iPhone Air」はGPUコアが少ないものが採用されます。
・USB-Cポート:USB 2.0のみ対応で最大480Mbps。「iPhone 17 Pro」はUSB 3.0(最大10Gbps)。
・ダイナミックアイランド:他モデルよりわずかに深く切り込まれる。画像で見比べるとベゼルからのダイナミックアイランドの距離が微妙に違います。

・スピーカー:モノラル仕様。
・有線充電:20Wアダプタ使用で30分で50%充電、Proモデルより遅い。ただしMagSafe充電は同等。
・接続性:C1XモデムとN1チップ搭載。アメリカではmmWave 5G非対応、Wi-Fi 7とBluetooth 6をサポート。
・カメラ:背面カメラ1つのみで、シネマティックモードや空間ビデオ、マクロ写真などPro専用機能は非対応。ProRAWやProResも利用不可。
機能を求めるならシンプルに「iPhone 17 Pro」かなと思いますね。「iPhone Air」を選ぶのは、特に薄型軽量に魅力を感じる人でしょう。