2025年6月下旬にも、iPhoneにマイナンバーカード機能を搭載する可能性があることをTBS NEWS DIGが伝えています。
iPhoneにマイナンバーカード機能を搭載へ
マイナンバーカードの機能が2025年6月下旬にもiPhoneに搭載可能となる方向で、政府とAppleが最終調整を行っているとのこと。オンラインの本人確認などで利用することが可能です。
Android端末では2023年5月よりマイナンバーカード機能が搭載されていましたが、2024年5月に岸田文雄首相とAppleのティム・クックCEOが電話会談していました。
そして、Appleは日本のデジタル庁と協力し、2025年春の後半から、iPhoneのAppleウォレットでマイナンバーカードを利用できるよう準備を進めると発表されていました。
この機能により、iPhoneのAppleウォレットにマイナンバーカードを追加し、物理的なカードと同じようにコンビニで公的な証明書等を発行したり、iOSの「マイナポータル」アプリにアクセスしてオンラインの行政サービスを受けることが可能になります。
Appleウォレットのマイナンバーカードを追加すると、利用者は、Appleウォレットを開いて自分のマイナンバーカードを選択し、iPhoneのサイドボタンをダブルクリックしてFace IDまたはTouch IDで認証し、非接触IDカードリーダーに自分のiPhoneをかざすだけで、対面で身分証明書を提示できます。
Appleウォレットの身分証明書は、モバイルデバイスで身分証明書や運転免許証を提示する際の消費者のプライバシー保護について明確なガイドラインを定めているISO 18013-5シリーズとISO 23220シリーズの規格に対応しています。
追記：
デジタル庁が、2025年6月24日から「iPhoneのマイナンバーカード」を開始予定ですと発表していました。
「iPhoneのマイナンバーカード」は、iPhone（Appleウォレット）に入れて利用できるマイナンバーカードです。 実物のマイナンバーカードの代わりに、顔や指紋での認証（Face ID や Touch ID）で、マイナポータルへのログインや、コンビニでの証明書取得などの行政サービスを、簡単、安全かつ便利にご利用いただけます。
