
iPhone 16シリーズの新しいファミリーとして、Appleが「iPhone 16e」を発表しました。A18チップ、Apple Intelligence、48MPカメラ、USB-Cなど、これまで「iPhone SE 4」として噂になっていたスペックそのままです。
ただし価格は99,800円からと、これまでのSEの立ち位置だった低価格モデルではなくなりました。
Apple「iPhone 16e」発表
「iPhone 16e」は、A18チップと初のApple自社製モデムであるApple C1により、高速なパフォーマンスと画期的なバッテリー駆動時間を提供するとしています。
Appleによるとバッテリー駆動時間は、iPhone 11より最大6時間長く、iPhone SEより最大12時間長いとのことです。
またApple Intelligenceにも対応。48MP Fusionカメラは2倍の望遠が統合され、1つで2つ分のカメラがあるかのように光学ズームを使えるとしています。

ホームボタンは廃止されFace IDになり、ダイナミックアイランドではなくノッチを採用、Lightningは廃止されUSB-Cを搭載します。ワイヤレス充電にも対応します。
アクションボタンを搭載し、様々な機能にアクセスもしやすくなっています。
携帯電話通信やWi-Fiの圏外にいる場合、衛星経由の緊急SOS、ロードサービス、メッセージや、衛星経由の「探す」など、衛星機能も利用できます。

「iPhone 16e」のカラーバリエーションはブラックとホワイトの2色で、ストレージ容量は128GB、256GB、512GBから選択可能。価格は99,800円からとなります。予約は2025年2月21日から、2月28日から開始します。
アメリカでは429ドルから599ドルに変更されており、これだとまだ値ごろ感も感じますが、日本の99,800円からというのは、円安を考慮しても安価なiPhoneとは言えなくなりました。
スペックから考えると99,800円というのも納得感はあるのですが、スマートフォンを選ぶ際に重視するのは価格だという調査結果もあるので、この発表で日本でにぎわうのは中古市場かもしれません。
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(プレスリリース)