「iPhone 15 Pro」の発熱問題をWall Street JournalとBloombergが取り上げる 〜本体が46.7度に達するレポートも

iPhone 15 Pro」の発熱問題の報告が広がっています。MacRumorsによれば、Wall Street JournalとBloombergも、この発熱問題について報じたということです。

iPhone 15 Pro Overheating Concerns Highlighted in Two More Reportsという記事になっています。

iPhone 15 Pro and Pro Max overheating concerns continue to make headlines this week, with the topic highlighted by The Wall Street Journal and Bloomberg.

「iPhone 15 Pro」の発熱問題が広がる

iPhoneを機種変更した直後は情報を整理するために稼働しまくってしばらく熱くなることはあります。Bloombergは、このセットアッププロセスによるか、または複合的に引き起こされる可能性があり、一時的な状態である場合もあることも伝えているそうです。

Wall Street Journalは「iPhone 15 Pro Max」をセットアップしてから数日しても、iPhone 13 Pro Maxよりも高温のままだと感じたというユーザーの声を紹介しています。

もちろん熱くならないという報告もあり、確たるデータがないため、どのくらい問題が広がっているかどうかは不明としています。

「iPhone 15 Pro」発熱問題は設計の妥協による可能性が高いとアナリストという記事を書きましたが、サプライチェーンアナリストMing-Chi Kuo氏は、チタンフレームが熱効率に悪影響を及ぼしていると指摘していました。

9to5Macは、iPhone 15 overheating reports, with temperatures as high as 116Fという記事で、最高温度が116F(約46.7度)に達した様子を赤外線カメラで撮影したというユーザーの動画を紹介しています。ただし、これは要求の厳しい使い方(ベンチマークやゲーム)ではあったとのことです。

今のところAppleからは特にコメントは出ていませんが、この発熱問題がクリアされないと購入しにくいというユーザーも少なくないのではないでしょうか。