卒業式や入学式などの式典、または映画館など、静粛であることが求められるシーンでは、スマートフォンや携帯電話をマナーモードにしている人がほとんどだと思います。
ぼくもこれまではマナーモードにしていたのですが、静かなシーンでは、どうしても通知や着信したときのバイブレーション、振動音が気になるということがありました。
どうせスマホを見ないのであれば電源を切るという方法もありますが、電源オンオフにも時間がかかりますし、なんとなく完全にネットから遮断されてしまうのもやや抵抗がありました。
また、スマホの電源がオフになっていると、いざという時に写真が撮れないということもあります。
そんな時に気づいたのがiPhoneの「おやすみモード」です。静かな場面で活用できる「iPhone Tips」です!
「おやすみモード」にしていると?
「おやすみモード」は、もともとは睡眠が着信や通知で妨げられるのを防ぐiOSの機能です。「おやすみモード」をオンにしていると、着信や通知が知らされることがありません。
つまり、着信や通知のバイブレーション、振動がブルブルしなくなるのです。
「おやすみモード」という名前なので、眠る時だけのための機能と思いがちですが、睡眠時と同様の静かさが求められるような場面でも有効であることに気づきました。
スーツの内ポケットやカバンに入れていても「ブーブーブー」なんていう着信・通知の振動音が気になることがあると思いますが、そんな時に「おやすみモード」が有効です。
ただし、アラームを設定していると鳴りますのでご注意を。
「おやすみモード」の使い方
「おやすみモード」の簡単な使い方は、コントロールセンターからオンオフする方法です。
画面を下から上にスワイプするとコントロールセンターが表示されます。その中に月のアイコンがあります。これをタップすることで「おやすみモード」のオンオフを切り替えることが可能です。
または「設定」アプリからオンオフすることもできます。
こちらでは「おやすみモード」使用時の、より細かい設定が可能となっています。例えば「おやすみモード」でも着信する電話番号の設定や、繰り返しの着信があった時に通知する、といった設定ができます。
普段から普通に「おやすみモード」を使っている人はちょっとややこしいことになってしまうかもしれませんが、特に使っていなかったという人は、静粛な場面でのモード、として活用できるのではないかと思います。