iPhone向けウェブブラウザアプリ「Sleipnir Mobile」の最新版がリリースされたので試しに使ってみたのですが、これがなかなか良い感じです。
もともと、サラリーマン時代にWindowsで「Sleipnir」を愛用していました。その後、Macでも「Sleipnir」が使いたいがために、仮想環境の「Parallels」でWindowsを動かしていた時代もありました。
というとこで、お久しぶりの「Sleipnir」です。
正直なところ、iPhoneのウェブブラウザは「Safari」でいいんじゃないかと思っていたのです。それほど使用頻度も高くないですしね。
と思ってはいたのですが「Sleipnir Mobile」を使ってみたら、これがなかなか使い心地が良いじゃないですか。
まず良いと思ったのは、画面下部からタブを切り替えられること。
デフォルトではもう少し上下幅が大きいのですが、画面下に開いているウィンドウがタブとして表示されています。これをタップすることで、簡単にタブが切り替えられます。
また、長押し→ドラッグでタブの順番を入れ替えることも可能です。さらに、長押しした状態から下にドラッグすると、タブを閉じることができます。
ついでに書くと、画面をL字になぞると、それでもタブ(ウィンドウ)を閉じることができます。
さらに書くと、画面を左右にスワイプすることで、タブを行ったり来たりすることが可能です。
そんな具合に、キーボードショートカットがなかなか小気味よいのが「Sleipnir Mobile」が使いやすい特徴の一つだと思いました。
また、タブはグループで管理することが可能です。右下の「=」のようなアイコンをタップすると、タブの管理画面になります。
よく使う環境、検索環境、情報収集環境のように、環境毎にタブをグループ化しておくと便利かと思います。なお、タブはグループ間でドラッグ&ドロップも可能です。
ウィンドウ部分をダブルタップすると、ピンがつきます。これは、ウィンドウを固定するピンで、ずっと開いておきたいウィンドウにはピンを立てておくと便利です。
URLフィールドの左側の★をタップしておくと、ブックマークになります。
アカウントで同期すると、iPhoneとiPadのブックマークを同期する、なんてことも可能になるようです。
個人的に良いと思ったのは、リンクを長押しすると、新しいタブでリンク先のウィンドウを開いてくれることです。情報収集している時など、これでリンクを開きやすくなるな、と思いました。
リクエストとしては‥‥
ここに「Instapaper」が入って、開いているウィンドウを送りやすくなっちゃうといいなぁ。
ついでにもう一つリクエストを。画面を横にすると下部のタブは閉じられるようですが、個人的には画面はロックしていますので、横にすることはほとんどありません。
なので、できればこの部分もキーボードショートカットで閉じたり開いたりできるようになると、もっと便利になるのではないかな、と思いました。
「とりあえずSafariでいいかな」と思っていたところ「しばらくSleipnir Mobileをメインで使ってみよう」な気持ちになっています。今後にも期待です!
「Sleipnir Mobile」は無料のiPhoneアプリです。
Sleipnir Mobile – ウェブブラウザ
カテゴリ: ユーティリティ
価格: 無料