1つでLightning・USB-C・USB-A・microUSBに対応し、6通りの組み合わせで充電が可能な「インチャージ6」という、アーミーナイフのような充電ケーブルを購入してみました。海外出張の充電バックアップ用ケーブルとして考えています。
「インチャージ6」は6in1の多機能ケーブル
普段からLightningケーブル内臓のモバイルバッテリー「iWALK」を使用しているので、基本的にはモバイルバッテリーの充電用にUSB-Cケーブルを持ち歩けば事足りています。
しかし、海外出張で何かあってドツボにはまるのは嫌なので、充電用のケーブルのバックアップとして「インチャージ6(inCharge6)」を購入してみました。
小さなボディに内蔵するのは以下の端子です。
・USB-A
・USB-C
・microUSB
・Lightning
本体を取り出すと、折りたたまれて小さくなっているのが分かります。
伸ばしたところ。マグネットでカチッカチッと折りたたみができるのですが、強めにカチッととまるので、ベルトループやキーホルダーなどに取り付けることができます。
「インチャージ6」はどう6in1なのか?
それでは、具体的にどのように6種類の充電ができるのか見ていきます。
一見すると両端にUSB-AとUSB-Cがあるようにしか見えませんが、端子を引っ張るとこうなります。
USB-Aの中からUSB-Cが、USB-Cの中からLightningが、それぞれ出てきます。端子の中に端子が隠れていました。
USB-Aの中にUSB-Cがあります。
USB-Cの中にLightningがあります。
あれ? microUSBがありませんね?
安心してください。なんとLightningとmicroUSBは兼用なのだそう。デュアルです。これは知りませんでした。
ということで、充電できる6in1のパターンは以下の通りとなります。
1. USB-A → microUSB
2. USB-A → Lightning
3. USB-A → USB-C
4. USB-C → microUSB
5. USB-CvLightning
6. USB-C → USB-C
インプット端子:USB-C&USB-A
アウトプット端子:USB-C&Lightning/microUSB
入力電圧は5ボルト/アンペア数は3アンペア
インプット端子を電力供給する機器に挿して アウトプット端子を充電するデバイスに繋げます(充電と同期を同時に行なえます)
これだけあれば、基本的には充電できないシーンというのには遭遇しないのではないでしょうか。
「インチャージ6」の充電シーン
実際にこんな感じで充電できるという「インチャージ6」の充電シーンです。
USB-C → USB-C
USB-A → Lightning
「インチャージ6」はどう?
まだ海外出張には行っていないので、あくまでもファーストインプレッションとして書き残しておきます。
本体素材はアルミ合金ということで、予想以上にカチッとしたつくりになっていると思いました。手触りなど質感はとても良いです。ただ、多少の重量感はあります(重量感といってもそもそも小さいので重くはありませんが)。
ケーブル長さは約5cmと非常にコンパクトです。小さくて邪魔になりにくい反面、その短さから使用するシーンは万能とは言い難いと思います。モバイルバッテリーと何かを充電するようなシーンなら問題ないと思いますが。TPUケーブルガードのおかげで、銅線は損傷しにくいということです。
あとはiPhoneケースによっては、外さないとLightningが挿せないということもありました。利用シーンを想定しつつ、バックアップや、お守りのように持っておくのが良いのかな、と思いました。
「インチャージ6」はAmazonで2,200円で購入しました。探したところ、同様の機能を持ったコンパクトなケーブルというのはなさそうです。
カラーバリエーションはグレー、ゴールド、ホワイトの3色です。ぼくはホワイトを購入しました。