あまりコスパ、コスパと言いたくはないのですが、2,980円で音質が良くてユニークな機能もあってさらに専用キャリングケースまでついて盛りだくさんでそれ以外の言葉が思いつきませんでした。許してコスパ。
ということで、cheeroが発売したばかりの「cheero Wireless Earphones LITE(CHE-636)」をモニターしているのですが、この価格帯の製品としてはしっかり重低音も出てて音楽を聴くのにも最適です!
「cheero Wireless Earphones LITE」レビュー
「cheero Wireless Earphones LITE」は、2022年3月1日に発売されたデザイン・音質・価格の3拍子が揃ったフルワイヤレスイヤホンです。
カラーバリエーションはホワイト、ブラック、ブルーがあり、今回はホワイトをモニターしています。質感はマット。ブルーもとても良さそうです。
充電に使用するのはUSB-Cポートです。USB-Cケーブルが付属します。
ケースの蓋を開けたところです。左右のイヤホンが入っていますが、この状態で充電します。連続再生時間はイヤホン単体で約5時間、ケース込みだと約20時間です。
イヤーピースは3サイズ(S/M/L)が付属しますが、ぼくは最初から装着しているものでぴったりでした。耳へのフィット感もよく、これならポロッと落ちることはなさそうです。
タッチ操作ですが、ちょっと敏感なところはあるかなと思いましたが、頻繁に触るものではないのでそこまで神経質になる必要はないでしょう。
重低音がしっかり響いている!
特筆すべきは音質です。このくらいの価格帯だと音はクリアでも重低音が抑えられたものが多いのです。ちょっと重低音が抜けてしまっているというか。
価格のこともあるし、そういう特性でもやむを得ないかな‥‥と思っていたのですが「cheero Wireless Earphones LITE」を試聴して驚きました。
て、低音がブンブンしてる〜〜〜!
曲によって低音がモコッとするかなというのは少しだけ感じたのですが、基本的には満足です。
高音から低音まで、とてもバランス良く響きます。これなら音楽専用のイヤホンとしても活躍してくれるのではないでしょうか。いや、間違いなく活躍する!
ケースがスタンドになる
ユニークなのはケースがスタンドになる機能です。
イヤホンの用途としてYouTubeやNetflixを視聴するというのは多いと思うのですが、ケースがスマホスタンドになるので、ちょっとした休憩のときやランチタイムに動画を見るのにも便利です。
専用ケースホルダーがついてくる
3Dプリンターを販売しているcheeroらしく、3,000台限定で専用ケースホルダーがついてきます。
リュックやバッグの肩ベルトなどに装着して、イヤホンの着脱がすばやくおこなえるケースです。
ケースホルダーは3Dプリンターにより1点ずつ製作しているそうです。
ぼくも3Dプリンターを使ってストラップを印刷していますが、アイデア次第でこういう追加アイテムをつけられるというのは素晴らしいですよね。
以上、コスパ抜群です。
イヤホンやヘッドホンというのは上を見たらキリがありません。
でも、強いこだわりがなければ手が届きやすい価格帯の製品で十分という人も少なくないと思うんですね。落とす可能性もあるものですし。
そこで、ブンブンした重低音を手に入れてしまった、この「cheero Wireless Earphones LITE」です。視聴してみて「あれ? これいくらだったっけ?」と値段を確認してしまいましたものね。
音質だけでも十分に価格以上の性能なのですが、さらにスマホスタンドになったり、専用ケースがついてきたり、さらにマイクでオンライン会議に参加できたりと、もう「2,980円は安い!」と声を大にして言いたくなってしまうイヤホンなのでした。
製品仕様
製品名:cheero Wireless Earphones LITE
型番:CHE-636
カラー:ブラック、ブルー、ホワイト
寸法(イヤホン/ケース):約27×17×23 mm / 約70×26×32 mm
重量(イヤホン/ケース込み):約5g(片耳) / 約35g
Bluetooth Ver.:5.3
防水規格:IPX5
対応プロファイル:A2DP, AVRCP, HSP, HFP
対応コーデック:SBC, AAC
充電時間:約1.5時間
連続再生時間(イヤホン単体):約5時間
連続再生時間(ケース込み):約20時間
最大通信距離:約15m(障害物無)
入力:5V / 1A
バッテリー容量:400mAh
付属品:イヤーピース(S/M/L),充電用USB-AtoC, ケーブル, クロス, 取扱説明書 / 保証書(1年間)