「iPhone 6」ではソフトバンクのiPhone 5/5sのSIMがSIMフリー端末では使えないという話が出てきたので、MNP先を検討してみました。比較検討したのは、気になっていたところや名前をよく見かけるところです。唯一au系のmineo、後はNTT系でU-mobile、b-mobile、IIJmio、BIGLOBEとなっています。
普段のデータ通信量的には3〜5GBくらいなのですが、5GBというプランはU-mobileにしかなかったので、とりあえず3GBプランと、そこから容量追加するにはいくら位かかるか、といったあたりで比較しました。比較した項目は、個人的に気になったところです。
早速、結果からご覧ください。
最も安いのはb-mobileでした。8GBで3,980円というプランもあり、かなりグラグラと揺れていたのですが、色々なレビューを眺めるとあまり評判がよろしくないのですね。あえて人柱になるという手もあるかもしれませんが。
U-mobileも悪くないのですが、プラン変更には解約してからの再契約が必要ということで、ちょっと二の足を踏んでしまう気分になりました。
今回「iPhone 6」のMNP先としてのauが物凄く評判が良いので、mineoもそそられるのですが、データ通信エリアがLTEだけという点と、最低利用期間が12ヶ月というところで踏み切れません。
BIGLOBEはサポートが手厚いそうなので初心者の人にオススメですが、ぼくの場合は料金優先にしたいところです。
というところで、最近になって気持ちが盛り上がっているのがIIJmioです。なんとなく良さそうだなぁと思い、ちょこちょこと調べてはいたのですが、こうやってまとめてみると、やっぱり悪くない気がします。
IIJmioの音声通話パック「みおふぉん」のここが良さそうだ、というのをまとめてみます。
実はIIJmioの3GBは「ファミリーシェアプラン」というプランでして、SIMカードが最大で3枚まで使えます。つまり、家族で3GBを分けあえるということです。我が家の場合、息子に外出用に「OCN モバイル ONE」のSIMでスマートフォンを用意しているのですが、滅多に使われることはありません。だとしたらIIJmioの「ファミリーシェアプラン」に組み込むのが無難かも。月額980円の節約になります。
またIIJmioのユニークな考え方として「クーポン」というものがあります。このクーポンをオン/オフすることで、通信速度をコントロールすることができるのです(下り最大150Mbps or 200kbps)。3GBというデータ通信量は、このクーポンに対して適用されるものです。
つまり、あまりスピードを必要としない時はクーポンをオフにしておいて、データ通信量を節約することができます。クーポンのオン/オフはiOS/Androidアプリから可能です。余ったクーポンは翌月末日まで繰り越すことも可能です。
ソフトバンクから他社にMNPする方法という記事でも書いた、気になるMNPにかかる日数ですが、Amazonカスタマーレビューを眺めていると、中一日くらいのようです。
▼IIJ IIJmio SIM 音声通話 パック みおふぉん IM-B043
追記:@kai4den からIIJmioに関する重要な情報を教えて貰いました。ますます心が傾いていきます!
・IIJmioはビックカメラで契約すると無料で公衆無線LANもついてくる(中身は一緒)
・複数SIMあっても1つのアプリからクーポンON/OFFできる(子供のスマホの速度は常に200kbps、たまに速度上げてあげるみたいなコントロールも可能)
いやはや、この即日SIM発行というのはポイント高いですね。子供のスマートフォンの通信速度をコントロールできるというのも素晴らしいなぁ。
IIJmioが気になってきた方は @kai4den によるインタビュー記事もどうぞ!
▼[取材]IIJmioの格安SIMについて中の人に根掘り葉掘り聞いてきた – カイ士伝
追記:IIJが本気出してキター!「IIJmio」月額2,765円のファミリーシェアプランのバンドルクーポンが3GB→7GBに(1,642円で4GB、972円で2GBなど倍増)という記事を書きました。