33%薄く、15%軽く、そしてデュアルコアA5チップを搭載し2倍速くなり、さらには2つのカメラを搭載した「iPad 2」が発表されました。
最大9倍のグラフィックパフォーマンスということで、ゲーマーや、iMovie編集などにアピールするようです。
Mac OS XのユーザインターフェースがiOSと統合されると「iPad 2」をモニタとキーボードに接続し、デスクトップパソコンのように使う、なんてこともあるのでしょうか。
ハードウェア的に大きく変わったな、と思うのは、前面と背面のカメラでしょう。FaceTimeのビデオ通話やPhoto Boothが可能です。
「iPad Smart Cover」という、新しく設計されたカバーも登場しています。
賢いマグネットテクノロジーを、両方それぞれに組み込むことで、しっかり一体化。iPad Smart Coverはいつでも決まった場所に完璧に装着でき、薄く、軽いiPadをかさばらせることなく、iPadのスクリーンを保護し続けます。
カバーを外すとスリープから復帰し、またカバーをすると自動的にスリープ状態になるそうです。
これはちょっと面白いギミックですね。
カラーは10色、そのうち5つにはアニリン染めのイタリア製レザーです。ポリウレタン製は39ドル、レザー製は69ドルです。
「iMovie for iPad」と「GarageBand for iPad」も発表されました。それぞれ価格は4.99ドルです。
既に「iPad」を持っている人にはどうなのかな、と思うのですが、これから購入する人には「iPad 2」は良いですね。
Apple CEOのスティーブ・ジョブズは次のようにコメントしています。
1,500万台以上が販売されたiPadは、モバイルデバイスのまったく新しいカテゴリーを定義しました。他社が競って第一世代のiPadの真似をしている中、私たちはiPad 2を発売します。これにより、追いつくべきゴールは遥か先に移動し、競合他社はもう一度最初から設計をし直すことになるでしょう。
アメリカでは3月11日より発売開始、価格はWiFiモデルが、
・16GB 499ドル
・32GB 599ドル
・64GB 699ドル
となります。3Gモデルは、
・16GB 629ドル
・32GB 729ドル
・64GB 829ドル
となります。
なお「iPad 2」発表に伴い「iPad」が値下げとなっています。WiFiモデルは、
・16GB 35,800円
・32GB 44,800円
・64GB 52,800円
となっています。カメラは使わないというのであれば、こちらでも良いかもしれませんね。