Appleが「iPad」にApple Intelligenceを搭載しなかった理由を9to5Macが推測

Appleが2025年3月にアップデートした「iPad」に、Apple Intelligenceは搭載されませんでした。全てのモデルにAIを搭載して足並みを揃えるかと思っていたので、不思議に思っていましたが、その理由を9to5Macが推測していました。

「iPad」がApple Intelligenceを搭載しなかった理由

2年以上のものスパンを開けてアップデートした「iPad」は、Apple Intelligenceを搭載するという噂はありました。しかし、蓋を開けてみれば非搭載。

Appleがしきりに売りにしているApple Intelligenceを、新しい「iPad」はなぜ搭載しなかったのか?

9to5Macは、その理由を販売を示すグラフから導き出しています。CIRP(Consumer Intelligence Research Partners)のレポートによるものです。

Ipad sales chart.

これによると、ここ数年は「iPad」の売上比率が増加しています。一方で、iPad Proの比率が徐々に下がっています。Appleとして売りたいのはどちらのモデルでしょうか?

Appleとしては、より高価なモデルが売れることを望んでいるはずです。そのため「iPad」のアップデートは時間が空き、さらにApple Intelligenceを搭載しないという判断が下されたというのが9to5Macの推測です。

つまり「iPad」が他のモデルから着実に市場シェアを奪ってしまったというのが理由だとしています。