ヤフー、独自のAPIを公開へ――オーバーチュアの名称変更もという記事より。
Yahooは、Overtureの名称を変更することで、マーケッターに対するYahooブランドの強化をねらうことになる。同社はまたAPIを提供し、検索サービスの開発者コミュニティの形成を狙う。同社は、このコミュニティからYahoo検索の魅力を高めるような興味深いアプリケーションが登場することを望んでいる。
Yahoo! はAPIを公開してWebサービスの提供を開始するのと併せて、Overtureの名称変更も発表しました。新しい名称は「Yahoo Search Marketing Solutions」です。正直、覚えにくい。YSMSとか省略されるんでしょうかね。
同社は、ソフトウェア開発者、広告主、ウェブユーザーの3者に取り入りたいと考えているが、今回の動きはそうした思惑を浮き彫りにするものといえる。
Yahoo! ブランドの強化ということですが、いずれ日本のオーバーチュアも名称変更されるんでしょうね。
「検索はただのサービスではない。これはインターネットのインフラや、そのファイルシステムの一部になっている」とYahoo Searchの製品管理ディレクターEckart Walther氏。
追記:
米オーバーチュアが社名変更、日本では「オーバーチュア」のままだそうです。
日本のヤフーは筆頭株主がソフトバンク(出資比率41.89%)で、米Yahooの出資比率は33.45%になっている。こうした資本関係から、「日本のオーバーチュアとヤフーの関係は親子というより親戚関係となる。そのため日本のオーバーチュアは、社名変更やヤフーが提供するサービスとの統合など、米国で発表された内容の影響を受けることはない」(オーバーチュア広報担当)としている。