面白いニュースは友達が決める〜RSSリーダーとSNSを組み合わせた「Rojo」というニュースより。
ビジネスからスポーツ、政治・経済に至るまでさまざまなジャンルのニュースフィードを集積しており、その中から自分の好みのフィードを追加するだけで最新のニュースを読むことができる。しかし、Rojoが単なるRSSリーダーサービスに止まらないのは、自分が読んだ記事を記録できること、そのことによってRojoの中にある自分のコンタクトリストに載っている友人が読んだ記事の一覧を見られることである。
これは面白いサービスかもしれません。基本的にはRSSリーダーですが、友人が読んだ記事一覧を見られる、と。他人が読んだ記事、他人に人気のある記事というのは非常に興味深いものがありまして、多くの人に読まれている記事は面白いという当たり前の事実があると思うんです。さらにSNS的な要素を加味することで「趣味が似ている友人が読んでいる記事」を読むことができる訳ですから、興味深く、かつ新しいニュースに触れられる機会も多い、と。クローズドなSNSになっており、招待がないと入れないそうです。
コンタクトリストに載っている友人は自分と興味が似ているかもしれないし、違った観点からものを見る友人かもしれない。あるいは遠方に住む自分の両親ということもあるだろう。そうした友人が読むニュースフィードやニュース記事は自分の仕事と直接関連したり、趣味のディープな情報であったり、あるいは自分の故郷のニュースかもしれない。
RSSリーダーもSNSも既にあるサービスで、それをうまく料理した、という感じですね。日本でも似たようなサービスを提供する企業が出てきそうですね。
ちなみにネタフルも“ぼく”というフィルターを通してニュースを届けることで、似た感覚・感性を持った人にニュースを届けられればな、と考えてます。今だったら、30代、男性、子持ちというカテゴリーですね。そういう意味では、趣味が似た人のブログを探し出すことができれば、その時点で「趣味が似ている友人が読んでいる記事」を閲覧していることになるということもできるかもしれません。