スマートフォン用にMVNOのIIJmioを使っているので、自宅用のネット接続にもIIJmioひかりを使用しています。ネット接続が遅いという問題が出てきたのでWiFiルーターを買い替えたところ、劇的に速度が改善したということがありました。
WiFiルーターを新しくしたことで、恐らくIPv6という接続方式に対応したのが大きな要因ではないかと思っているのですが、きちんとIPv6で接続できているのかどうか、調べてみることにしました(これまではIPv4)。
IPv6で接続しているか調べる方法
IPv6で接続できているのか調べるのは簡単です。ココにアクセスしてください。ここにアクセスするだけで、IPv6で接続しているのかどうか判定してくれます。
判定結果は「IPv4/IPv6ともに利用可能」ということになりました。ちゃんとIPv6で接続できているので、それで高速化していたということなのでしょうね。
IPv6とは何か?
IPv4やIPv6というのは、インターネットに接続するためのプロトコルです。IPv4(PPPoE)は古くから使われているもので、新しい通信規格としてIPv6(IPoE)が登場しました。
IPv6とv6プラスの違いとは?高速通信ができる理由も具体的に解説が分かりやすいですが、要するにIPv6で通信した方が高速になるのです。ただしIPv6に対応したルーターが必要になります。
さらにIPv6のみだとIPv4対応のサイトに接続できないため「IPv4 over IPv6」という技術に対応していることが必要になります。
ということで、IIJmioひかりはIPv6(IPoE)に対応した「IPoEオプション」というのがあり、2020年末に申し込みをして開通はしていました。
ただ、その時に使用していたGoogle WiFiがIIJmioひかりのIPv6(IPoE)に対応していなかったため、IPv4での通信が続いていたということです。それが今回、WiFiルーターを交換することで、IPv6(IPoE)での接続が可能になって激速に‥‥という流れでした。
新調したWiFiルーターはバッファローの「WSR-5400AX6」という機種ですが、商品ページにもしっかりと「IPv6(IPoE / IPv4 over IPv6)に対応しています」と書かれています。
動作確認済みサービスもまとめられているので、IPv6を検討している人はチェックしてみてください。IPv6といっても、ルーターによって対応していたり対応していなかったりすることがあるようですので。
WiFiルーターを交換すると高速化するという話
意外にネットで「WiFiルーターを変えたら高速化した」という話を見かけるので「そんなものかなぁ」くらいに思っていたのですが、実際に自分で体験するとなるほどと実感します。
なかなかWiFiルーターが壊れることはないので繋がっていればそのまま使い続けてしまうのですが、新しい技術が登場したり、ファームウェアもアップデートすることがあるでしょうから、数年に1回くらいは見直しをしてみるのも重要だな、と身をもって体験しました。
↓今回、買い替えたモデル。