エコノミー症候群は自宅でも気をつけよう

長時間フライトはペットボトル持参でという記事。

海外旅行で飛行機を利用する場合、特にそれが8時間以上のロングフライトならば、水分を十分に取らずに座りっぱなしは禁物だ。

夏休みに海外旅行に出かける人も多いと思いますが、「エコノミークラス症候群」を予防するためにもこの記事を読んでおきましょう。

エコノミークラス症候群とは、飛行機の座席のような狭い場所に長時間同じ姿勢で座ることにより、足の静脈に血栓(血の塊)ができて起こる疾患だ。

飛行機を降りた後に血栓が肺に達し、息苦しさやめまい、動悸などを訴え、急に意識を失って倒れてしまうそうです。

そうならないためには十分な水分の摂取が不可欠で、日本からヨーロッパに行く12時間くらいのフライトの際には、500mLのペットボトル約1本分の水分補給が目安と記事。アルコールには利尿作用があるから逆効果です。水を1本持ち込んでおくくらいが丁度いいかもしれませんね。

血栓ができるのを防ぐためには、2〜3時間に1回はトイレに立つなど、足や全身を動かすことも大切なポイントだ。窓際の席で動きにくい場合も、足の指先を曲げたり伸ばしたり、つま先を左右に回したりなど、積極的に足の運動をするように心がけたい。

「窓際の席で通路に出にくいため、トイレに行かずにすむように、水分摂取を控えていた人もいた」ということで、水分を取らない、動かないと二重に悪いことが重なってしまうそうです。

飛行機の中だけでなく、会社や自宅でパソコンを使う場合にも、長時間同じ姿勢で座ったままは要注意だそうです。気をつけたいですね。軽い運動や水分補給を心がけましょう。