病気を防ぐ眠り方

病気を防ぐ眠り方という記事より。

睡眠不足が続いていたら、風邪をひいてしまった。逆に、風邪気味だったけど、早めに寝たらすぐに治ったという経験は誰にでもあるはず。これは、睡眠が免疫力と大きく関わっているからです。そこで今回は、病気と睡眠の関わりを探りながら、病気を防ぐ眠り方を考えます。

当たり前と言えば当たり前のことなんですけど、改めてこうした記事で読むと、非常に思い当たることは多いですね。どちらかというと、睡眠時間が短いと、きちんと働けない方なので。もの凄く、他の部分にしわ寄せが来るのを感じます。平均睡眠時間は7時間くらいでしょうか。

米国メリーランド州にある国立精神医学研究所のキャロル・エヴァーソン博士は、眠りを奪われて死亡したラットの様子が、末期のガン患者によく似ていることに注目。改めて調べ直したところ、そのラットが血液の細菌感染によって死んだことを発見しました。

しかもこの菌は特別な菌ではなく、いつも接触していた菌であり、「睡眠を奪われたラットは、免疫機能が働かず、抵抗力が低下していた」ために、その菌を排除できずに死に至ったんだそうです。これだけでも、睡眠がいかに重要か、が分かります。

人で行った調査でも、十分に寝ている人と睡眠不足な人に健康状態を聞いたところ、睡眠不足の人のほうが、2〜3倍の割合で健康がすぐれないという結果が出ています。

いつも思うのですが、寝なくても平気な人と、寝ないとダメな人の違いって何なんでしょうね。短時間で熟睡できる/できないとか、そういう違いなんでしょうか。

また、夜の過ごし方にも注意が必要。寒い外から帰ってきて、すぐに熱いお風呂に入ったり、お酒を飲んでから入浴したり。入浴後は、暑いからと薄着でいつまでも過ごしたり。つい、誰でもやってしまいがちですが、これも急激な血圧上昇を招き、心臓や血管に多大な負担を与えてしまいます。

他にも、

・いきなり寒い外に出てランニングを始める
・寝不足なのに早朝からゴルフに出かける
・朝風呂、朝酒

なども血圧を急激に上昇させるので厳禁だそうですよ。