
美容のために水をたくさん飲む‥‥という話は聞いたことがありますが、果たしてアレって本当に身体に良いのでしょうか? 「水はたくさん飲むほうが体にいい」はホントか?という記事がありましたよ。
「水をたくさん飲むと良いというのは、ウソです。『人体は3分の2が水でできている』のは本当ですが、だからといって水をたくさん飲めば良いわけではありません」
「水をたくさん飲むと、新陳代謝が活発になり、肌もキレイになる」という話もありますが、よしき皮膚科クリニック銀座院長・吉木伸子先生はバッサリと否定しています。
曰く、自然と身体の水分量は調整されているので、必要以上に水分を摂るのは無意味なのだとか。
身体に大切なのは電解質濃度で、水を飲みすぎると「適正に保たれた電解質濃度が薄まってしまいます。そして、不要な水を出すために、頻繁に尿を出そうとするのです」ということです。
しかも、尿として排出できないと、それはむくみになるのだとか。「喉が渇いたら飲む」が良いみたいです。
何ごとも「摂りすぎ飲みすぎやりすぎ」は良くない、ということでしょうかね、やはり。
水ダイエットにご注意、1日2.3リットル飲んだ女性が脳に後遺症。 | Narinari.comという記事によれば、水分の摂りすぎは水中毒になる恐れがあるそうです。
ヒトの腎臓は1分間に16ミリリットルしか処理できないため、これを超えると低ナトリウム血症を引き起こす水中毒の状態となる。低ナトリウム血症は、血液中の塩分が足りなくなってしまうこと。昨年1月に米カリフォルニア州で開催された水の飲み比べ大会で、7.6リットルの水を飲み干した女性が翌日に死亡したが、これも水中毒による低ナトリウム血症が原因とされている。