埼玉県蕨市の「ハッピーケバブ」に行ってきました。つい先日、川口市の外れにある「ハッピーケバブ セントラルキッチン」に行ってきましたが、その実店舗となります。
埼玉県蕨市にはクルド人が多く住んでおり、国や地方の名称を形成する語尾として用いられるペルシャ語由来の「スタン」と組み合わせ、このあたりを「ワラビスタン」と呼ばれるそうです。
「ハッピーケバブ」は、そんなトルコ料理の食べられる“ワラビスタン”の店として知られています。
「ハッピーケバブ」外観と店内
「ハッピーケバブ」は、JR京浜東北線の蕨駅東口から、徒歩5〜6分ほどのところにあります。
蕨市は面積がわずか5.11平方キロメートルで、全国の市の中で最も面積が狭いことで知られています。蕨市出身の有名人には、THE ALFEEの高見沢俊彦や星野源などがいます。
Wikipediaでは「ワラビスタン」について、次のように説明されています。
古くから、中小の町工場が軒を連ねている事から、外国人労働者が多く、外国人への偏見が少ない土地柄と言われる。特に中東の民族問題や戦争から逃れたイラン人やクルド人が多く、彼らが知人や家族を呼び寄せ、第二の故郷として、蕨市を「ワラビスタン」と呼ぶ
店内は縦に奥行きがあり、入口のほうに厨房と2人用のテーブル席、カウンター席があります。
奥にはテーブル席があり、ここだけで15〜20人くらいは座れそうな広さがあります。
「ハッピーケバブ」のメニュー
「ハッピーケバブ」のメニューを写真で紹介します。
トルコの瓶ビールもありますし、定番のケバブや珍しい形のピザ、あまり目にしたことのない一品料理やスイーツがありました。ラムを食べてみたかったのですが、ラムとビーフは日曜日限定でした。
「ハッピーケバブ」で食べたり呑んだり
まずはトルコの瓶ビール「エフェス ピルスナー」で乾杯です。軽めのビールでグイグイいってしまいそうになるやつでした。
見た目がかわいい料理は「ジャジュック(770円)」です。ヨーグルトと野菜で作った、ニンニクが香る冷製スープです。スパイスも利いていますがヨーグルトが強めで、食べたことのない味の料理でした。
チキンの「おつまみケバブ(660円)」です。
ケバブとキャベツの盛り合わせにソース。ケバブサンドでも食べる、あの間違いのない味ですね。
ラムが食べられないことを残念がっていたら、裏メニューとして出してくれたヨーグルトの料理です。先ほどの冷製スープとは違い、ヨーグルトの水分は絞ってあります。
中に入っているのはニンニクで、オリーブオイルと粗挽き唐辛子がふりかけてられて実にシンプルです。が‥‥これが美味しい!! なんだこれ!?
水分を出しているからか、ヨーグルトはそこまでの酸味は感じません。ヨーグルトにニンニクって自分の発想では絶対にありえないのですが、これが本当に美味しくて、家でも真似したくなりました。
メニューには載ってないし、料理の名前は分からないし、次回に行ったときにどうやって頼んだらよいかも分かりませんが。
スーパードラーーーイ!
改めてメニューを見ると、このメニューがなんだったのかよく分からないのですが、たぶんラムの「シシケバブ(1,430円)」なのではないかと思います(このラムはあった)。
バターライスにトルティーヤまでついており、トルティーヤをどかすと肉が出てきます!
お店の人に聞いたら、バターライスも一緒にトルティーヤにくるむのだそうです。
ごはんどうなの? って思ったのですが、教えられた通りに食べてみます。トルティーヤにケバブと野菜とバターライスを巻いて食べると、ンマイ! これはイイ!
ヨーグルトの料理といい、トルティーヤで巻くごはんといい、先入観をなくすと色々と美味しいものがあるものだなぁ、と改めて気付かされました。
今度は日曜日にラムを食べに行きたいです。ごちそうさま!!!!!
2軒目は町中華の「大味」に行ったのですが、思わず二度見する量でした。
▼「ハッピーケバブ セントラルキッチン(川口)」外環道近くの郊外の屋台でレバーと豆を挟むトルコのサンドイッチ
▼「大味(蕨)」思わず二度見する量の町中華!これで“半”!?
「ハッピーケバブ」住所と地図
>>ハッピーケバブ (ハッピーケバブ 蕨 ワラビスタン) – 蕨/トルコ料理 | 食べログ
住所:埼玉県川口市芝新町7-9 アドバンス 1F