2017年6月3日のGoogleロゴは「ジョセフィン ベイカー」になっています。アメリカのジャズ歌手、女優です。1906年6月3日が誕生日なので、生誕111週年を記念したロゴとなっています。
ジョセフィン・ベーカー – Wikipediaによると人種差別撤廃運動にも力を入れた人物とのことです。
たちまちにしてフランスで最も成功したアメリカ人となったベイカーは、そのために祖国アメリカでは、人種的な差別、偏見に人一倍さらされることとなった。1936年にアメリカで「ジーグフェルド・フォリーズ」のショーでメンバーから外され、それにショックを受ける。また私生活でもあまり幸福ではなかった。アメリカにおける人種差別に嫌気がさしたベイカーは、1937年にフランスの市民権を取得する。
Googleロゴでは、人種差別を受けてヨーロッパに渡り成功した様子がマンガとして描かれています。第二次世界大戦中には飛行士の資格を取得し、中尉にもなっています。1954年には来日も果たしています。
1975年4月12日に亡くなったジョセフィン・ベイカーは「黒いヴィーナス」の異名」も取りました。
黒いヴィーナス ジョセフィン・ベイカー―狂瀾の1920年代、パリ
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猪俣 良樹 青土社 2006-08-20