2012年11月10日のGoogleロゴは、渋谷の忠犬「ハチ公」をモチーフにしたものになっていました。
忠犬ハチ公が帽子を加え、線路の横で飼い主を待つ姿が、Googleロゴとして描かれています。
忠犬ハチ公 – Wikipediaには次のように説明されていました。
忠犬ハチ公(ちゅうけんハチこう)は、死去した飼い主の帰りを東京・渋谷駅の前で待ち続けたという美談で知られる犬である。犬種は秋田犬で、名前はハチ。ハチ公の愛称でも呼ばれる。
ハチ公の誕生日が1923年11月10日で、その生誕を記念したGoogleロゴということですね。
ハチ公の飼い主は、ハチ公飼い始めてから1年ほどで亡くなっているのですが、その後もハチ公は飼い主を慕い続けたということで、どれだけ愛されたのでしょうか。
ハチは小林にもねんごろに愛育されていたものの、故主・上野を慕う情は止まず、渋谷大向の故主宅を囲り、上野がいないことを知ると常に伴にした渋谷駅を訪れては道行く人々を見、食事のために小林宅に戻ってはまた渋谷駅に向かうということを繰り返していた[1]。また、ハチが渋谷駅を訪れる際には、途中の渋谷大向にある旧上野邸に必ず立ち寄り、窓から中を覗いていたという。
ハチ公は今、はく製となり、東京・上野の国立科学博物館に所蔵されているそうです。
▼はちこう―忠犬ハチ公の話 (おはなしノンフィクション絵本)