2022年11月21日のGoogleロゴは「マリー・サープ」をモチーフにしたものとなっています。マリー・サープはアメリカの地質学者で、海図作成の地図制作者として大西洋の海底地図を作成した人物です。
地質学者「マリー・サープ」
マリー・サープ(Google マリー・サープ)は世界初の世界初の海底地図を共同出版したアメリカの地質学者・海洋地図製作者であり、大陸移動説の証明にも貢献しました。
1998年11月21日に、米国議会図書館がマリー・サープを20世紀で最も重要な地図製作者の一人に選んだそうで、今日はそれを記念したロゴとなっています。
今日のGoogleロゴはマリー・サープの人生をインタラクティブに探検できるようになっていて、クリックすることで物語として辿ることができるようになっています。
Google Doodleによると、マリー・サープは1920年7月30日にミシガン州で生まれ、米国農務省に勤務していた父親の影響で、早くから地図製作に親しんでいたそうです。
ミシガン大学で修士号を取得した後に女性として初めて勤務したラモント地質観測所で、サリー・サープは、地質学者のブルース・ヒーゼンが大西洋でソナーにより収集した海底深度のデータから海底の地図を作りました。
大西洋中央海嶺を発見し、プレートテクトニクスや大陸移動は、単なる理論ではないことが証明されました。
その後、北大西洋、南大西洋、インド洋の地図を完成させ、1977年には世界初の海底全体地図「World Ocean Floor Panorama」を出版しました。
マリー・サープは、2006年8月23日に86歳で死去しました。
ぜひ、Googleロゴをクリックしてマリー・サープの業績に触れてみて下さい。