2021年7月6日のGoogleロゴは「荒川修作」をモチーフにしたものとなっています。荒川修作は日本の美術家です。1936年7月6日が誕生日なので、生誕85周年を記念したロゴとなっています。
荒川修作 – Wikipediaによると1961年に渡米し、ニューヨークに定住。渡米後に生涯の共同制作者であり配偶者となる詩人のマデリン・ギンズと知り合い、1962年頃から共同制作をします。マドリン・ギンズと共に評価され、1972年にはミュンヘンオリンピックのポスターをデザインしました。
荒川修作生誕 85 周年によれば、荒川修作はマドリン・ギンズと共に、実験的な絵画、文学、建築物の奇抜さを通して、死の哲学的探求を行い「リバーシブル・デスティニー」という概念を生み出したのだそうです。これは日本語だと「天命反転」ですね。
近年は建物や庭園などの建築する活動が目立ち、その一つが1995年に岐阜県に建設されたテーマパーク「養老天命反転地」です。このような空間で日常生活を営めるようにと作られたのが、東京都三鷹市の「三鷹天命反転住宅」でした。
世界の著名な哲学者や分子生物学者にも注目され、2000年代には荒川修作+マドリン・ギンズをめぐる国際カンファレンスも開催されたそうです。
荒川修作は、2010年5月19日に73歳で死去しました。
修作, 荒川(著), ギンズ,マドリン(著), Gins,Madeline(原著), 英夫, 河本(翻訳), 諭, 稲垣(翻訳)
修作, 荒川(著), ギンズ,マドリン(著), Gins,Madeline(原著), 順一, 工藤(翻訳), 明子, 塚本(翻訳)