オリンパスと松下電器、デジタル一眼レフカメラを共同開発というニュース。
共同開発の理由について、大坪氏は「デジタルカメラ市場で世界的なブランド認知を得るには、ラインナップの最上位に一眼レフが必要。デジタル専用設計であることと、SDメモリーカードやDVDビデオなどの規格に関わる松下電器としては、フォーサーズのオープンな姿勢に賛同した」と語った。松下電器はデジタルカメラ分野で、2006年に全世界シェア10%に到達する計画を掲げている。目標達成のためにも、LUMIXブランドのイメージ向上が必要と見ている。
オリンパスと松下電器が、フォーサーズ規格に基づく、mm交換式一眼レフカメラの共同開発について合意‥‥いやー、これは凄い。個人的には非常に楽しみなニュースです。2006年春のPMAショー発表を目標にしているそうです。
ちなみに、フォーサーズ規格とは、
オリンパスと米Kodakが2002年9月に提唱したデジタル一眼レフカメラの規格。CCDサイズ(4/3インチ)、mmマウント径、イメージサークル径、バックフォーカス長などを規定したもので、「デジタルカメラに特化した専用規格」として発表された。
という規格です。現時点ではオリンパスから「E-1」「E-300」が製品化されていますが、ペンタプレズムがない独特のデザインが印象に残っている人もいるかもしれません。オリンパス9本、シグマ3本の交換mmがあるそうです。
「LUMIXシリーズの上位機種」と位置付ける発言があったそうで、個人的にも楽しみ、かつ興味がそそられるのはそこ、です。まさに!
手ぶれ補正が小気味よく効く、小型ボディの一眼レフ‥‥あったら素敵。FZ1 → FZ3と乗り換えてきて、すっかり、
・小型ボディ
・光学12倍ズーム
・手ぶれ補正
に慣れ親しんでいるのですが、ここに、
・一眼レフ
が追加されたら、自分が理想とする究極のデジカメが誕生してしまいそうです。そうでなくても、FZ3も非常によくできたデジカメなんですカラー!
「例えば「松下電器の手ブレ補正技術をオリンパスのmmに投入する」といった、具体的な技術や製品内容は公表されていない」そうですが、来春だったら絶対に投入してくるでしょ! 間違いない!
「LUMIX DMC-FX7」も単月シェア1位を獲得するなど、ますますデジカメ市場での地位を確立できるか松下、という感じでもあります。
それにしたって、この新製品が出たら間違いなく買っちゃうと思うのですが、ということは、これから1年先はデジタル一眼レフカメラは買えないってこと? うーん、それも困る。悩みは深いですね。嬉しい悩みですけど。
▼OLYMPUS デジタル一眼レフカメラ E-300 mmセット
■関連記事
オリンパスにとっては、フォーサーズシステム準拠の製品を市場に増やし、ライバルのキヤノンやニコンのシェアを奪う狙いがある。また、デバイス技術やネットワーク技術に強みを持つ松下と提携することで、新たな特色を備えたデジタル一眼レフが開発できると判断した。
▼オリンパスと松下、デジタル一眼を共同開発 – ’06春に松下製デジタル一眼登場
一方、松下は、手ブレ防止ジャイロを搭載した「LUMIX」がコンパクトカメラ市場で人気を獲得しているが、今後、ブランド力を高めて、「LUMIX」を世界ブランドとして認知させるにはデジタル一眼レフカメラの開発が不可欠であると判断した。同社がフォーサーズシステムを選択した理由として、フルデジタルの思想、フォーサーズシステムのオープンなフォーマット、カスタマイズ性などを挙げている。なお、今回の共同開発は、去年の10月に松下側からオリンパスに持ちかけたとしている。
このFZ3は久しぶりにデジカメでキてしまいました。もう、ハートをわしづかみです。ちなみに、このボディに200万画素以上を詰め込むのは難しいのかなぁ、と思っていたのですが、なんと今回は310万画素です。200万画素でもスナップ写真に全く問題なかったのですが、でも画素数が多いことに越したことはありません。310万画素あれば個人的には満足です。画素数が問題になっていた人はこれで一気に解消でしょう。
FZ1を1年ほど使用し「ここがどうしても物足りない」と思っていた機能がFZ3では改善されたことを知り、ますます活動的になる息子を撮るために、より動作が速くなっているというFZ3への乗り換えを決意しています。