落とし物トラッカー「Tile」を2年くらい使用しています。最近では「Tile Mate」のバッテリー交換もしました。
「Tile」はスマホアプリから音を鳴らしたり、逆に「Tile」からスマホを鳴らすことができます。Bluetooth通信を最後に接続した場所がアプリの地図に表示されるため、落とした場所が見つけやすくなります。
世界中のTileユーザーが参加する「Tileネットワーク」で、自分のTileが検知されると、位置情報がクラウド上に送信されアプリで位置情報を知ることもできます。
「Tile」に2022新モデル&限定デザインが発売されたということで、サンプルを提供して貰い、年末から試しているところです。
カラフルな限定デザインが選べる
新たな13種類の限定デザインが販売されているのは、BBソフトサービスが運営する「+Style」です。
常に身近なところに置くものですから、もし気に入ったデザインがあればオススメです。
サンプルで送ってもらったデザインです。他にもイチゴとか宇宙とかあったりして、こだわりのデザインが選べるようになっています。
このあたりのカラフルな感じは、Appleの「AirTag」とは違う特徴といえるでしょう。
モノとしては、電池交換が可能な「Pro」です。
Bluetoothの最大接続距離が75mまで拡大
今回、もう一つは「Sticker」を送ってもらっています。最大接続距離が75mまで拡大しているというのが気になりまして。
本来であればペタリと貼り付けるタイプの「Tile」なのですが、サイズとしても最小のもので、ずっと財布の中に入れていた「Mate」より小さいものが良い‥‥と思って、これを選びました。
サイズとしては指先くらいです。やや厚みはあります。計測したところでは7〜8mmくらいです。
長く使っている「Mate」と「Sticker」を並べてみました。
面積は「Sticker」がかなり小さいですが、微妙に厚みはあります。
実際に財布に入れた時の存在感はかなり違います。
「Mate」です。
「Sticker」です。
「Mate」を入れた財布をズボンの後ろポケットに入れたまま座ると、表面にあるボタンが小銭で押されて思わぬところで音が鳴ってしまうということがたびたびありました。
「Sticker」はボタンが横にあり、今のところいきなり音が鳴り出すことは回避できています。サイズもさることながら、このボタン位置により音が鳴らないというのはけっこうポイントかもしれません。
最大接続距離の75mですが「Sticker」をクルマの中に置いた状態で試したところ、15mくらい離れた家の中では認識しましたが、これが25mくらいの部屋では電波は届きませんでした。
同様にドラッグストアに行ったところ、店内は壁が少なく窓も大きく人から見通しがいいからか、駐車している場所から30mくらいの距離では認識することができました。
さすがに75mというのはよほどの好条件ではないと難しいとは思っていましたが、建物の中にいて30mくらいなら大丈夫というのは、思っていたよりは使えるという印象です。
落とし物をしたあとに、その落としたモノがどうなるのかというシチュエーションというのは様々だと思いますが(そのままそこにあるか、それとも交番に届けられるか等)、少なくとも落とし物を探すことを目的とするなら、少しでも電波が強い接続距離が長いものをチョイスする価値はあると思います。
ちなみに「AirTag」の通信範囲は約10mくらいらしいので、接続範囲に関しては「Tile」はかなりのアドバンテージがあるようにも思います。
もちろん万が一の落とし物したときのために「Tile」を使っているのですが、部屋の中で財布などが行方不明になってしまったときも、音を出して探せるので便利です。