2018年度の関東高校サッカー大会埼玉県予選で、立教新座高校サッカー部が快進撃を続け、ついに準決勝まで駒を進めました。
ここまでの対戦相手は浦和西(県2部)、大宮南(県1部)、市立浦和(県2部)と、いずれも強いチームです。立教新座は県リーグの下の支部リーグです(2017年は県2部)。
ジャイアントキリングとまでは言えないかもしれませんが、それでも県リーグ上位に勝ち続けるチームに興味が湧き、どんなチームなのか調べてみました。
サッカー部 | 立教新座中学・高等学校が公式サイトです。
2014年からの情報が掲載されていますが、2016年に橋本拓磨選手(さいたま市立尾間木中学校出身)が「U16埼玉県高体連選抜選手として韓国遠征参加」したのを皮切りに「U16 S2リーグ昇格決定」や「U18 S2リーグ昇格決定」といったニュースがあります。
さらに2017年には稲垣輝一選手(新座市立第二中学校出身)・竹内滉貴選手(さいたま市立尾間木中学校出身)が、埼玉県選抜選手として国際ユースフェスティバル参加したというニュースもあります。
さらにいくつかニュースがあります。
中学時代は10番背負って全中出場。立教新座の10番MF橋本拓磨「ベスト4へ絶対に行きたい」:埼玉 | ゲキサカでは「数少ない欠かせない存在になっているのが、MF橋本拓磨(3年)だ」とあります。
これは2017年のニュースなので、既に橋本拓磨選手は卒業していますが「中学時代には10番を背負って関東大会で優勝し、全国中学校大会にも出場した」という経歴の持ち主だそう。
同じく2017年の伝統校・市立浦和戦勝利で自信つけた立教新座。「誰が出ても遜色ない」チームが埼玉2回戦も突破! | ゲキサカという記事では「橋本とFW稲垣輝一(2年)がコンビネーションで局面を打開」や「CB竹内滉貴(2年)が頭で押し込んでリードを奪った」といった記述がありました。稲垣選手と竹内選手は現在は3年生ですね。
加えて「武南高DFとして02年度の全国高校選手権に出場している前田和伸監督」ということで、監督がサッカー強豪校の出身でした。
尾間木は小学校も中学校も埼玉県のトップクラスで、そこで10番を背負っていたというのは、相当な実力だと思います。その背中を追った後輩たちが、今回の快進撃を見せているということですね。
監督の招聘や集まっている選手を見ると、ここ数年で立教新座高校がサッカー部に力を入れているのかな、と思いました。
さて、立教新座の次節は浦和東です。決勝に進めるか!?
決勝の相手は浦和南か、それとも成徳深谷か?
追記:
平成30年度 関東高校サッカー大会 埼玉県予選 立教新座 vs 市立浦和という記事によると、稲垣輝一選手はキャプテンになっています。
前半8分にセットプレーから相手のオウンゴールを誘って先制した立教新座だが、21分に2回戦の大宮南戦でも堅守を支えたDF清水昭希が負傷退場、さらに26分には先制点に絡んだMF細田翔太も交代を余儀なくされてしまうなど、序盤で2人を欠くまさかの事態を強いられる。
清水昭希選手は新座片山FCからForza ’02を経て、立教新座に進学したようです。細田翔太選手も尾間木中学校の出身のようですね。
関東高校サッカー大会埼玉県予選、立教新座は準優勝
準決勝で浦和東を3-2で破った立教新座は、2018年の関東高校サッカー大会埼玉県予選の決勝は成徳深谷との対戦となりました。
結果は1-0で成徳深谷の勝利となりました。立教新座は関東高校サッカー大会への出場権を獲得しました。
優勝:成徳深谷
2位:立教新座
3位:浦和南、浦和東
ベスト8:昌平、市立浦和、武南、埼玉栄
※ベスト8進出チームがインターハイ予選シード権獲得