選手たちも相当、疲れているのでしょうか。足が止まったり、前線と後ろが連動しない場面ばかり目につく試合でした。
結果的には0-0の引き分けですが、大宮アルディージャに押し込まれる場面が多かったですから、むしろ勝ち点1が取れて良かったな、と。
高原はドリブル突破から“らしい”プレイがありましたが、なかなか見せ場を作ることができませんね。
エジミウソンも、新潟時代にはもっと恐い印象があったのですが‥‥。前線の二人が孤立してしまっている印象です。
サイドの押し上げもあまりなく、中盤でこねくり回してディフェンスラインに戻し、最後は放り込んで相手へのパスになってしまうというシーンが何度も繰り返されました。
果たしてポンテが戻ったら改善されるのでしょうか。
田中達也が復帰、梅崎も途中出場しましたが、残念ながらうまくフィットすることはできませんでした。ここしばらくの様子だと、あの選手交代で盛り返すこともできたと思うのですが。
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後半は大宮に主導権を握られる時間帯が多く、浦和のエンゲルス監督は「満足できない。疲れも見え、動き出しや切り替えが遅かった」と話した。
▼浦和・闘莉王、ファンの罵声に逆ギレ!さいたまダービーはドロー
試合後には、ゴール裏の一部サポーターからの罵声に、表情を変えた闘莉王がスタンドに近づこうとして、チームメートに止められる一幕も。
浦和は公式戦7試合ぶりに無得点に終わり、引き分けた。今季初めて高原直泰、永井雄一郎、エジミウソンの強力3トップで臨んだ。
浦和は大宮と0-0で引き分けて連勝は4で止まり、勝ち点13で5位に順位を落とした。大宮は同11で7位。
あそこで少しは自分らしさを出せたけど、まだまだ。簡単にボールを失うミスもある。ポストプレーで他選手が上がる時間をつくらないと自分にもチャンスはない。
指揮官の「温情」には応えられなかった。不振には目をつむっての先発起用。指揮官は「いつも先発だからメンタル面も安心してプレーしてほしい」という願いと温情を込めていた。