最近はVR世界で遊んでいることが多いのですが、いわゆるVRも含むxRにも興味があります。xRというのは、VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、MR(複合現実)などの総称です。
iOSアプリ「Clips」にLiDARスキャナーで空間をスキャンしてエフェクトを加える機能「AR Spaces」が追加なんていう、かなりグッとくるニュースもあったのですが、Tシャツで現実を拡張してやろうというファッション方面からやってきた取り組みが、OnePlanetのAR Tシャツ「ScanMe」です。
※メーカーから「ScanMe」を提供して頂きました。
TシャツでARを実現する「ScanMe」
「ScanMe」はシンプルに説明すると、描かれた模様をInstagramのARフィルターで撮影することで、空間内にオブジェクトを表示することができるというTシャツです。
Facebookが提供するInstagramのAR開発プラットフォーム「SparkAR」で開発されており、第一弾のARフィルターは、OnePlanetの「spark studio」に属する3Dクリエイターがデザインしています。
Tシャツ自体はこういうものです。
一瞬、8bitデザインのインベーダーのようにも見えたのですが、不思議なマークがたくさん並んでいます。
これをInstagramのフィルター機能を使い撮影すると、Tシャツを着ている人の周りに様々なエフェクトをリアルタイムに出現させることができます。
一番最初の身体の中にロボットがいる様子なんて、最も面白い使い方だと思いましたが、動画撮影のエフェクトにも使えそうなものもあります。
現時点ではInstagramで撮影するという制約がありますが、MicrosoftのHololensのようなものが一般的になった時に、制服によって職種が分かるとか、演劇を見ているとリアルタイムに衣装が変わるとか、そういう使い方にも繋がっていきそうだと思いました。
動画だとさらに分かりやすいです。
いずれ、多くの人がMRグラスのようなものをかけるか、コンタクトレンズをする時代というのがやってくると思います。そういう世界を少しだけ早く体験できるTシャツと言えるかもしれませんね。
「ScanMe」は購入可能
「ScanMe」はコチラから購入することができます。
商品サイズ:S、M、L、XL
価格:5,000円(税込)