Facebookはビジネスにどう使える?事例で学ぶ企業活用 (後編)という記事より。
例えばデルタ航空のファンページでは航空券を、1-800-Flowersでは花を、パンパースではおむつを、Facebookを離れることなく買うことができます。従来自社ウェブサイトでやっていたEC機能の提供を、Facebook上で完結させているのです。
Facebook上には、なんとショッピング機能も実装されているのだそうです。企業がそれを利用すると、ファンページで物販することが可能になります。
それが、デルタ航空の航空券だったり、パンパースのおむつだったりする訳ですが、Facebookで完結しているというのが素晴らしいです。
2010年10月13日現在、Pixarのファンページ上では、トイストーリー3の映画チケットを購入することが可能です。ここで面白いのは、Facebook上の友達のチケットも同時に買うことができることです。
ファンページって、ただ単に情報を告知するためだけのものではないのですね。そこでショッピングも可能となれば、中小企業のいわゆる“ホームページ”がFacebookに取って代わる‥‥なんて可能性もあるのかも?
聞くところによると、ただでさえウェブ制作は格安と大規模に二極化しているという話なのに、さらに加速しそうです。「Facebookファンページ構築」というビジネスも早晩、増えそうです。
しかし、mixi、モバゲー、GREEといった国内主要SNSと比べると、Facebookのカスタマイズ性の高さ、コストの低さ(ファンページの開設は無料)はマーケティングツールとして非常に魅力的です。
Facebook云々というよりも、とりあえずファンページを無料で開設できるとあらば、これ自体は増えそうな気がします。
▼できるポケット Facebookをスマートに使いこなす基本&活用ワザ150
