2010年3月3日に「Evernote」日本語版リリースの記者発表会が開かれ、そのことがいろいろと記事になっています。それらをまとめてみました。
なお、ネタフルでのレポート記事は「エバーノート」ついに日本に!です。
▼日本で利用者のばす「Evernote」が日本語版公開 – 現地法人も設立へ
米Evernote CEO フィル・リビン氏によると、日本のユーザー数はこの1年間で急速に増加し約15万人、ローカライズ版が未提供の地域でこの数字は驚きと話す。ローカライズ版が提供されている欧州各国版のユーザー合計数よりも多いという。
▼「脳の拡張」Evernote日本語版リリース 日本法人設立へ
日本法人は「東京都内に90日以内に設立する」としており、5月末ごろまでに設立される見通しだ。米本社の100%子会社として、当初の社員数は5人程度を予定。日本市場のマーケティングや新機能の開発、ユーザーサポートなどを行う。
▼ソニーのVAIOやキヤノンの「DR-150」などが「Evernote」と連携
VAIO向けの独自機能として、本体に内蔵するWebカメラで撮影した写真や名刺をEvernoteにアップロードできる「Web Cam Note」機能を用意。また、Windowsを起動せずにインターネット利用が可能な「Quick Web Access」を搭載する機種では、Webページを1クリックでEvernoteに保存できる「Web Clipper」機能も利用できる。
▼キヤノン、ドキュメントスキャナのMac対応化と「Evernote」連携機能を実現
Scan to Evernote (Document)は、斜行補正/白紙スキップなど、DRシリーズスキャナで好評な画像処理機能を施した上で、画像をPDFとしてEvernoteに格納する。また、キヤノン独自OCRの処理により、テキストを検索キーワードとしたEvernote上での画像検索が可能となる。
▼ソニー、VAIOにクラウドサービス「Evernote」連携アプリを搭載予定
Evernoteは、サーバーにWebページやテキストなどのドキュメント、写真などを保存し、データベース化する個人向けのサービス。タグの付与や、自動インデックス化により容易に検索可能で、PCや携帯電話などからアクセスできる。
▼話題の“パーソナルクラウド”サービス「Evernote日本語版」開始
なお、今後90日以内に公開を予定する日本語の文字認識機能に関しては、複数の開発パートナーと協力して開発を進めているという。公開後も機能改良を進める考えで、リービンCEOは「数カ月後には英語と同等の認識率に高めたい」とした。
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