マクドナルドが、40年間に渡って使用してきたハインツのケチャップの使用を取り止めることにしたそうです。理由は、ライバル会社であるバーガーキングが、ハインツから経営陣を迎え入れたことへの反発だそうです。マクドナルド 40年間使用のケチャップ変更へという記事になっています。
アメリカの「マクドナルド」は、これまで40年間にわたって使用してきたアメリカの大手食品メーカー「ハインツ」のケチャップについて、アメリカや日本を含め、世界の店舗で使用を取りやめることを明らかにしました。
これ、ハインツにとっては相当な痛手のような気がしますが、どうしてそのような事態になってしまったのでしょうか?
理由は、ハインツが2013年2月に投資会社に買収され、バーガーキングと同じグループになり、さらにバーガーキングから経営陣を迎え入れることになり、このことに対してマクドナルドが反発したということです。
マック、ハインツのケチャップにさよならという記事に、もう少し詳しくありました。
著名投資家バフェット氏率いる投資会社にことし買収されたハインツは、CEOとしてバーガーキングで経営トップを務めたヒース氏を招いた。ヒース氏はバーガーキングのCEOは退任したが、副会長として取締役に残留。
なるほど、バーガーキングの経営トップがハインツのCEOに就任し、さらにその人物はバーガーキングの副会長に留まっている、と。ハインツとバーガーキングがより近い関係になったのですね。
マクドナルドは「全てをハインツ以外のブランドに段階的に切り替える」としています。
人生で大切なことはみんなマクドナルドで教わった | ||||
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ハインツの広報担当者は顧客との関係については口を閉ざしたものの、ハインツにとって、マクドナルドを失ってもそれほど大きな打撃はなさそうだ。会社全体の出荷量の中でマクドナルドの国内店舗向けはごく一部を占めるに過ぎないからだ。