飲食店のコショウはなぜGABAN?という記事より。
飲食店に置かれてるコショウといえば「GABAN(ギャバン)」というイメージがある。特に、中華料理店やラーメン店にある印象が強い。メタリックに青文字の、商品名むき出しの缶のまま。
「他のスパイスメーカーもあるのに、どうしてGABANばかりなんだろう?」て、確かに思いますよねぇ。
子どもの頃、だから30年くらい前からですが、確かにラーメン屋といえば「GABAN」のコショウが置いてありましたね。
最初は、そもそも「GABAN」がなんであるか、分かりませんでした。「GABAN」という名の何か、くらいに思っていたのですが。子供はあまりコショウを使いませんからね。
ということで、そのことを株式会社ギャバンにインタビューしております。
創業者は札幌ラーメン横丁を一軒一軒まわって、1缶ずつ販売した経緯があります。ブラックペッパーはラーメンに極めてマッチし、札幌ラーメンが全国に広がるのに合わせて、いつしかラーメン屋さんのカウンターになくてはならないものになっていったのです。
なるほど、一軒一軒で営業していたのですね。この話、ハイサワーにも通じるものがありますね。ハイサワーも地元で一軒一軒に営業したと聞きました。
また、ホテル・レストランのシェフを直接訪ね、品質の違いを説明するために、その場で缶を開けて香りを確かめてもらったり、簡単な料理をつくり納得してもらうよう手を尽くしました
いや、本当に努力のたまものってことですね。家庭用には他社製品が浸透していたので、当初は業務用に特化していたそうです。2005年からは家庭用としても購入できるようになったとのこと。
時間はかかるけれど、地道な営業活動がその秘密、だった訳ですね。もちろん味が良くなかったら広まらない訳ですが。なるほどですね〜。