Tumblrでこんなリブログがダッシュボードに流れてきたんです。
龍馬伝で気になったのは「手打ち蕎麦」って看板があったこと。あの時代に機械打ちの蕎麦なんてあったのだろうか。手打ちっていうと当時は人を斬るっていう意味になるんじゃないだろうか…
うーむ。確かに。機械でのそば打ちに対して「手打ち」という感じはしますよね。
それをぼくもリブログしたのですが、今度はこんなリプライがツイッターできました。
えっ、江戸時代にも「手打ちそば」があったッ!?
ググりました。すると、今度はこんなTumblrのリブログが出てきました。
「手打ち蕎麦」の由来は、江戸時代、つなぎを8割入れた「駄そば屋」を称される、品質の悪い蕎麦を売る店が増えて来たのに対抗して「うちの店は粉も吟味し、丁寧に作り上げた蕎麦ですよ」という意味でした。
元ネタはこちらの記事です。
「手打ち蕎麦」の由来は、江戸時代、つなぎを8割入れた「駄そば屋」を称される、品質の悪い蕎麦を売る店が増えて来たのに対抗して「うちの店は粉も吟味し、丁寧に作り上げた蕎麦ですよ」という意味でした。
「駄そば屋」に対して品質の高いそばとして「手打ちそば」という意味だったのですね。
何でもかんでも「手で打つ」から「手打ちだ」ということにはならないそうで「龍馬伝」に「手打ち蕎麦」という看板が出てきてもおかしくない、ということですね。
麺類雑学辞典「手打ちそば」にもさらに詳しくありました。
・江戸時代にも「手打ち」あるいは「手打ちそば」はあった
・差別化の意味でいつから使われ始めたかは定かではない
・天明7年刊行の江戸買物案内書に「手打ち」を名乗る蕎麦屋
なるほどですねぇ。勉強になりました。
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