「浮浪雲」や「銭ゲバ」で知られる漫画家のジョージ秋山氏が、2020年5月12日に死去していたことが明らかになりました。漫画家 ジョージ秋山さん死去 「銭ゲバ」「浮浪雲」などという記事になっています。
のちに映画化された話題作「銭ゲバ」や44年にわたって漫画雑誌で連載が続いた「浮浪雲」などで知られる漫画家のジョージ秋山さんが、先月12日に亡くなりました。77歳でした。
ジョージ秋山といえば「浮浪雲」を思い出しますが、ビッグコミックオリジナルを読み始めた頃(30歳前後)には難解に感じられてよく分からなくて‥‥読んで面白いと思えるようになったのは、40歳に近くなってからだったと記憶しています。
雲のように飄々と生きる主人公を描く「浮浪雲」。作者のジョージ秋山氏がどんな人物だったのかは分かりませんが‥‥きっと、同じようなことを考えているのだろうかなぁ、なんてことを思いながら、連載終了の頃は読んでおりました。
小学館によりますと、ジョージ秋山さんは次回作の構想を練るなど、漫画家としての活動を続けていましたが、先月12日に亡くなったということです。
2017年に連載が終了した「浮浪雲」が最後の作品ということになるのでしょうか。「浮浪雲」は1973年から続いた連載でした。
心よりご冥福をお祈りいたします。
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70年には、極限状態を描きながら人間のモラルを問うた「銭ゲバ」「アシュラ」の連載を始め、一部地域で有害図書に指定されるなど、社会的に物議を醸した。