飯島愛が自宅マンションで亡くなっていたのが分かってから3日が経とうとしていますが、反響が止むことはありません。「ウチくる!?」で共演した中山秀征は、自身の番組「ラジかるッ」に黒いスーツで出演し、思いを語ったそうです。
2人はフジテレビ系のバラエティー番組「ウチくる!?」などでたびたび共演。突然の訃報から一夜明けたが「“ウソ!?マジ!?なんで私死んでるの?みんなごめん!そんなつもりじゃなかった”って僕には聞こえてくる」と、まだ信じられない様子だった。
「個人的には自殺じゃないと思う」とし「自分の一番弱いところを面白おかしく言える人。だから自分から命を絶つタイプの人ではないと思う」と話した。
「誰にも相談できず、悩みを救ってくれる人もいなく、1人苦しみ、悩んでいたのでしょう。どんなにつらかったかと思うと涙が出ます。彼女を抱きしめてあげたかった」と悔やんだ。
「きょうも頭の中は半分くらい、そのことで。義父(三船敏郎さん)の命日も24日。ショックが一発加わったというか」と悲痛な面持ちだった。
「すてきな女性だった。36年の人生だったが、普通の人の何倍も濃い人生を歩まれたと思う。本当に残念だ」
「私もびっくりして。テレビ番組で何度か共演したときは、メーク室で声をかけてくれたり、かわいがってくださって、とても優しい方でした」
素顔の飯島愛はもっと違った人間で、ガッツのあるテレビでの発言は無理してたのかもしれない。新しい仕事を始められれば新しい人との新しい世界が広がったかもしれなかったけど、ビジネスの世界では素人だから何もできなかったのかも。
「まだ若いのにね。テレビの番組で会ったことがある。部屋に来てくれた」としんみりと話していた。
▼03年6月 2冊目の著書「生病検査薬≒性病検査薬」発売。「週刊朝日」にコラム「錦糸町風印税生活」を連載。エイズ撲滅運動などを積極的に行う。
その後は、エイズ予防の啓蒙(けいもう)活動などに参加するものの、ほとんど表舞台には姿を見せずじまい。だが、05年に始めたブログでひんぱんに近況を報告。ファンはそれで飯島さんの様子を知った。
「現役のタレントだったら、ワケもなく返せる数百万円程度の借金で悩んでいた。彼女の周辺にはコワモテの男性の影もちらついていた」
普段の飯島さんは、帽子を深くかぶって化粧もせずに外出。「ギャルっぽい、若々しい服を着ていた」(前出の男性住民)というが、とても礼儀正しかったという。
近所の住民は最近の飯島さんの様子について「芸能界引退後は、昔に比べてちょこちょこ帰ってきていたみたい。そういえば、1カ月ぐらい前の深夜に見かけたけど、ちょっとやせてたかも」と振り返っていた。
美川はサンケイスポーツの取材に関係者を通じて、「(ネットショップの)事業を手伝っている人から聞いた話だと、何日間か39度以上の高熱が出ていて、数日前には40度近い熱が出て『体調が悪い』って言っていたらしい」と証言。
今後、警視庁は病理検査を行い、死因の特定を急ぐ。現時点で自宅などから自殺をほのめかす遺書のようなものも見つかっていないが、病死と自殺の両面の可能性が捨てきれない状況だけに、早い結論が待たれる。
「大量に服用」といった一部報道もあったが、死との因果関係は不明。同署は、さらに病理検査を続けたものの、結果が出るのは数日かかるもようだ。
25日、東京都江東区の飯島愛さんの実家マンション前には約20人の報道陣が集まった。玄関横のインターホンには「壊れているのでノックしてください」と書かれた張り紙がしてあるものの、取材陣への応答はなかった。
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