キヤノンが、ラスベガスで開催中の「CES 2013」でユニークなコンパクトデジカメを発表しました。上下左右、シャッターボタンのない「Powershot N」です。
小さなボディにWiFi内蔵、8倍光学ズーム(35mm換算で28-224mm)、フルHD、DIGIC 5、12.1メガピクセルといった機能の他、スマートフォンとの連携もあるようです。
ズームとシャッターの、この操作も気になりますよね。シャッターはリングをつまむんだ。
F値はF3.0-5.9、シャッタースピードは1-1/2000sec.となっています。ISOは最大で6,400です。
ボディサイズは78.6 x 60.2 x 29.3mm、重量はボディのみで174gです。
Canon、CESでコンパクト・カメラの新シリーズを発表―Powershot Nは「上下左右がない」ユニークさによれば価格は299.99ドル、2013年4月に発売予定ということです。ボディカラーは白と黒。
Powershot Nのユニークな点は「上下左右がない」構造にある。ズーム、シャッターともにレンズの周囲に設けられたリングを操作する。どのような方向で構えてもカメラはセンサーで上下を判断する。シャッターもリング状であるため、どの方向に構えても同一の操作系になる。
なんとなく、この言葉を思い出しました。
☺ 将来 カメラ本体がシャッターを押すだけの単なる光情報の入力コントローラーに成り下がらない事を祈るばかりです
— フジヤカメラ店さん (@fujiyacamera) 1月 7, 2013
なんだか「Powershot N」は前向きに色々なものが削ぎ落とされている気がします。カメラを持つ方向とかね!
スマートフォンでいいじゃないか‥‥とは言い切れない、そんな楽しさが内包されている気がしますね!