DPE店のデジカメプリントは高品質?というQ&Aがありました。
多くのDPE店では「デジタルミニラボ機」というプリンターでデジタルカメラの画像を印刷します。この機器は、フィルムの現像にも使われているものと同じ。印画紙もフィルムを現像する場合と同じです。
自宅でインクジェットで気軽に印刷できるのもいいですが、枚数が貯まってきたりすると億劫なもの。そういう時には、DPE店と使い分けるのも手かもしれません。
記事では実際に、デジカメで撮影した同じ画像をDPE店のデジカメプリントとインクジェットプリンターで印刷し、比較しています。
結論を言えば、DPE店のプリントは表面に光沢があり、プリンターよりもきれいに見えます。細部の描写もくっきりしています。
プロフェッショナルフォトペーパーも十分な光沢感があるけれど、DPE店でプリントした印画紙には少し劣るということです。
DPE店のデジタルミニラボ機は画像の自動補正機能を搭載しており、画像の明るさや色を自動的に調節します。しかし、それだけでは適正な明るさや色が出ないことがあります。その場合は、オペレーターが画像を見ながら微調節を加えるのです。
画像補正がよく分からない人には、こういうサービスは助かりますね。
写真として残すのなら、保存性も気になります。最近では色あせしづらいインクを採用したプリンターも登場していますが、一般的にDPE店の印画紙は耐光性、耐ガス性が高く長期保存に向くといわれています。
そう、ここもポイントなのですよ。エプソン純正の写真用紙だと問題なかったのですが、格安のものを試しに使ってみたら、半年ほどでにじんできました。いくら手元に画像データがあるとはいえ、せっかく印刷するのだったら、やはり長期保存ができた方が良いですよね。
写真印刷は自宅で、という風潮になっていましたが、お店プリントが見直されていくかもしれませんね。