リコー「GXR」&「GR LENS A12 50mm f2.5 MACRO」ファーストインプレッション 〜空気感を撮影できるカメラ

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満を持して、リコー「GXR」と「GR LENS A12 50mm f2.5 MACRO」のコンビを購入しました! ファーストインプレッションをお届けします。

【物欲注意】リコー「GXR」と「A12 50mm F2.5」に物欲フルスロットル!という記事を書いたりしつつ、虎視眈々とその時を狙っていたのですが、ついに購入しました。

どこで買うか悩んでいたのですが、Amazonだと購入してすぐに手に出来ないのがなんだかイヤで(1日くらい待ちなされ)、家電量販店はポイントいらないし‥‥そこでカメラの聖地、中野のフジヤカメラに行ってきました。

浦和から中野まで行くのと、Amazonで1日待つのとどちらがいいかという話もあるのですが、もちろん気持ちの問題です。都内に行く用事があったので、少し足を伸ばしてみました。

ちなみに、価格的にはAmazonとフジヤカメラだと、ほとんど同じです。初めてのカメラの聖地で購入したカメラが「GXR」というのも、なんだか嬉しいです。

さてさて。

もともと初代「GR DIGITAL」に「Caplio GX100」と使っておりまして、リコーのデジカメが大好きなのです。何が好きって、マニュアルいらずの一貫した操作性が好きです。

なので「GX300」が発売されたら迷わずそちらを購入するつもりだったのですが、代わりに後継機として発表されたのが、レンズユニット交換式を引っさげた「GXR」でした。

「GXR」も良かった。けど、当時はいかんせん高かった。ボディが5万円に、単焦点レンズが75,000円くらいだったのです。さすがに手が出ないな〜と思いキヤノン「PowerShot G11」を購入しました。

現在「GXR」のボディは2万円です。そして単焦点レンズの「GR LENS A12 50mm f2.5 MACRO」は6万円くらいです。本体がえらく安くなったことで、少し手を伸ばせば届くようになったのです!

それから気になるのは「GXR」のことばかり。ついにノックアウトされたのは、shiologyの写真を見ていたらリコーGXR + A12のコンビが猛烈に欲しくなる!という記事でした。

中野の居酒屋で@shiologyから実物を見せて頂き、その質感と撮れる写真に改めて惚れなおし、購入を決意した次第です。10月が誕生日というのも、自分と家族への言い訳として。

まずは開封の儀から。

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ちなみに「GXR」が採用しているレンズユニット交換式というのは、映像素子とレンズが一体化しており、それを丸ごと交換するという仕組みです。

つまり、レンズにあわせて映像素子のサイズや画像処理エンジンを切り替えることで、最適の状態を作り出すことができます。こういう言い方が合っているのか分かりませんが、ボディはほとんどシャッターと液晶モニタ、みたいな感じです。

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10月下旬には「GR LENS A12 28mm F2.5」という広角寄りのレンズユニットも発売予定なのですが、まずは50mmで腕を磨きたいと思い、こちらで1万枚を目標に励みたいと思っています。

サイズ比較のために「GR DIGITAL」を取り出してきました。

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「GXR」もコンパクトとはいえ、やはり「GR DIGITAL」と比較すると一回り大きいですね。特に重みはずっしりときますよ。というか、久しぶりに触ると「GR DIGITAL」軽すぎです。

基本的なデザインやボタン位置などは「GR DIGITAL」も「GXR」も、ほとんど変わりません。なので機種が変わってもリコーのデジカメは操作しやすい、のですね。

パソコンで言うなら、ユーザインターフェースが共通で使いやすい、しかも分かりやすい、という感じでしょうか。

それにしても、トータルで8万円のうち、レンズが6万円ですからね。一眼レフを購入すると、単焦点レンズが安くてボケ味もいいのでお薦め、なんてことを言いまして、実際に安いものはキヤノンだと1万円くらいで購入できるのです。

35mmの単焦点レンズも購入しましたが、それでも35,000円くらいでした。だから、50mmの単焦点レンズが6万円となったら、もう良い写真が撮れるしかないのです! 撮るしかないのです!

「GR LENS A12 50mm f2.5 MACRO」の映像素子はAPS-Cサイズです。つまり、EOS Kiss X4などと同じ大きさのセンサーを搭載しています。それだけ多くの光を受けられる、ということですね。

コンパクトデジカメ並のボディに、一眼レフサイズの映像素子‥‥ちょっとワクワクしてきませんか?

子供を撮影するために一眼レフを購入したけれど、子供が小さいうちは荷物も多くてなかなか持ち出せない‥‥かといってコンパクトデジカメにすると写りに不満が‥‥という、特殊のようでいて誰もが抱える悩みを解決するのが、この「GXR」&「GR LENS A12 50mm f2.5 MACRO」の組み合わせな訳です!!

「ちょっと単焦点レンズも大きい時があるな〜」というあなたは、レンズユニット交換式の恩恵をもろに受けてください。

もちろん、そういうレンズユニットもありますので!

RICOH GXR カメラユニットRICOH LENS S10 24-72mm F2.5-4.4 VC

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RICOH カメラユニット LENS P10 28-300mm F3.5-5.6 VC P10 28-300MM F3.5-5.6 VC

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レンズユニットが二つ以上になったら、本体が2万円と安いので、奥さん用にボディをもう一つ、購入しても良いかもしれませんね。

武骨でシンプルでかわいいいデザインではないので女性にはとっつきにくい面もあるかもしれませんが、単焦点レンズで撮影した写真を見せれば一発ですよ!

で、実際にどんな写真が撮れるの?

ということだと思いますが、とりあえずこんな感じです。

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ボケがパネエっす!

ちなみに、ぼくが「GXR」で最も好きな点は「空気感を撮影できる」と感じるところにあります。あたたかい現場の雰囲気を映し出したり、美味しそうに写したり、キリリと張りつめた空気を切り取ったり、そうした空気感をより伝えることができるのが「GXR」なのかな、と思っています。

RICOH GXR A12 50mm – a set on Flickr

それにはまだまだ精進が足りない、ぼくの写真の腕ですので「GXR」を携行し、頑張りたいと思います。とりあえずEye-Fiを駆使しつつ、Flickrにアップロードしまくりたいと思います!

最近はマイクロフォーサーズなど小さいけれどキレイに撮れるデジカメが増えていますが、そうした選択肢の一つとしてリコー「GXR」もお薦めです。

ちょっと興味が出てきたしまった人は【物欲注意】リコー「GXR」と「A12 50mm F2.5」に物欲フルスロットル!も併せてどうぞ!

手持ちのレンズが使いたい、といったマウントユニットへの要望を真摯に受け止めたい」ということで、マウント搭載ユニットなんて話も出てきてますよ。

採用マウントの種類は未定。搭載するマウントは新規に作るのではなく、既存のレンズマウントに対応するという。現段階では、リリースを検討しているマウントユニットは1種類だとしている。マウントユニットのセンサーサイズも未定となっている。

さらなるファームウェアアップデートで合焦の高速化、スポットAFのサイズが小さい「ピンポイント」など、今後が楽しみです。

RICOH デジタルカメラ GXR ボディ

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RICOH GXR カメラユニットGR LENS GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO

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RICOH GXR カメラユニットRICOH LENS S10 24-72mm F2.5-4.4 VC

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RICOH カメラユニット LENS P10 28-300mm F3.5-5.6 VC P10 28-300MM F3.5-5.6 VC

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RICOH デジタルカメラ GXR P10 28-300mm F3.5-5.6VC KIT GXR+P10KIT

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RICOH デジタルカメラ GXR+S10KIT

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